凹凸プラ陳列館

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凹凸廃貨車帖・1号「ワラ1とワム60000」の見分け方

(・ω・)/突然ですが皆様、下記の2枚の廃貨車の形式はお分かりになりますか?

f:id:ototsupura:20210504194811p:plain

f:id:ototsupura:20210504194850p:plainどちらかがワム60000形、もう片方がワラ1形です。

 

 

 

 

正解は・・・

f:id:ototsupura:20210504194811p:plain↑ワラ1形 (北斗市)

f:id:ototsupura:20210504194850p:plain↑ワム60000形 (神奈川県)

という風になります。

 

「どっちも車体に形式書いてないだろ?それに大体同じ形なのにどうやって見分けるんだ!?」

 

そんな方のために、備忘録も兼ねて判明している見分け方を記しておきます。

 

【その1・妻面の上部を見る

これが一番手っ取り早いです。

表記でワラ1形、ワム60000形であることが明確になっている車両で比べてみます。

f:id:ototsupura:20210504200004j:plain↑ワラ1形の妻面上部 ワラ16687 多摩市

f:id:ototsupura:20210504200044j:plain↑ワム60000形の妻面上部 ワム64365 神奈川県

見比べると、ワラ1形にはリベットが2つずつあることが分かります。

廃貨車では上の方しか見えない、ということも多々ありますのでこの見分け方は有能です。

 

 

【その2・ドアレールの位置を見る

写真が不明瞭だったりする時などに有効です。

こちらも車体表記で形式が明らかになっている車両で見比べてみます。

f:id:ototsupura:20210504201552j:plain↑ワラ1形のドアレール (ワラ16687 神奈川県)

f:id:ototsupura:20210504201556j:plain↑ワム60000形のドアレール (ワム65557 茨城県)

見比べてみると、ワラ1形はドアレールが車体裾と高さが揃っているのに対し、ワム60000形は裾よりドアレールが少し高くなっています。

 

以上が現時点で作者が把握しているワラ1とワム60000の見分け方です。

なお、貨車という車両の特性上すべての車両に当てはまる保証はないのでご了承ください。

 

o-totsupura.hatenablog.jp

終わり

見易くなった多摩のヨ5000とワラ1

2023年1月追記※ヨ5101のみ栃木県茂木町「下野中川駅」へ移設されました。

※2021年撮影

f:id:ototsupura:20210504124641j:plain当ブログで度々取り上げている多摩の廃貨車が見易くなりました。

 

f:id:ototsupura:20210504124807j:plainヨ5000形ヨ5101

前回前々回の訪問時は草木に囲まれ見辛くなっていましたが、それらが伐採されたことによりすっきり見られるようになりました。

完全体で残る貴重なヨ5000形新製車です。

f:id:ototsupura:20210504125030j:plain走り装置

f:id:ototsupura:20210504125123j:plainf:id:ototsupura:20210504125126j:plain銘板

f:id:ototsupura:20210504125153j:plain検査表記

f:id:ototsupura:20210504125207j:plain新製車独自のすっきりした車体

f:id:ototsupura:20210504125240j:plain反対側より

f:id:ototsupura:20210504125753j:plainヨ5101の横には全日空のステップが置かれていました。

これは今まで気づきませんでしたね。

 

f:id:ototsupura:20210504125300j:plainワラ1形ワラ16687

こちらもかなりすっきりしました。

f:id:ototsupura:20210504125405j:plain車番

f:id:ototsupura:20210504125421j:plain検査表記

民営化の前には廃車になっていたようです。

f:id:ototsupura:20210504125436j:plain自重諸々

平成7年というのは何の数字なのでしょう?ここに設置された年月日でしょうか?

f:id:ototsupura:20210504125839j:plain反対側より

終わり