(・ω・)/2020年3月を以て南海電鉄が運営から撤退することが決定している「みさき公園」。実はここにも保存車が存在します。
後継団体が見つからなければ閉園してしまう可能性もあるとのことでしたので、確実に見られるうちに行って参りました。
※2020年10月追記※50000系モックアップは浜寺公園に移設、クハ10905はどこかへ搬出されたことが判明しました。今の所7000系2両については不明ですが、10000系と共にどこかへ搬出されるものと思われます。
※2019年12月撮影
わくわく電車らんど外観
みさき公園というそれなりに有名な場所ですので多少は人が居ることを想定していましたが、全くそんなことはありませんでした。
中には3両のカットボディと1両のモックアップが展示されています。
10000系クハ10905カットボディ
南海本線の特急「サザン」の指定席車として使われていた、10000系10005編成の和歌山市側先頭車です。
2013年4月に廃車となった後ここに保存されたそうです。
説明板
幕
客室の窓を一枚残した所で切断されています。
車内
運転台
計器類がほとんど生かされているようで、ブレーキを作動させたりすることも出来ました。
反対側より
7000系モハ7033カットボディ
7033編成のなんば側の先頭車です。
2013年12月に廃車となった後、旧塗装に復刻して保存されたそうです。
客室の窓を一枚残した所で切断されています。
説明板
幕
車番
旧社章
車体の銘板
係員さんのご厚意で列車識別灯を点けて頂きました。
車内
車内の銘板
運転台
ドアスイッチ
これを操作することでドアの開閉体験をすることが出来ました。
↑ドアが開閉する様子
他に人がほとんど居なかったからこそ出来た技です。
反対側より
7000系モハ7041カットボディ
7041編成のなんば側先頭車です。
2013年8月に廃車となり、引退時と同じ新塗装で保存されています。
モハ7033と同じ位置で切断されています。
説明板
幕
車番
車体にあった銘板
こちらも係員さんのご厚意で列車識別灯を点けて頂きました。
車内
車内にあった銘板
運転台
こちらもモハ7033と同じくドアの開閉体験が出来ました。
↑ドアが開閉する様子
反対側より
50000系モックアップ
今のところ50000系に廃車は発生していないのでモックアップです。
説明板
車内
運転シミュレーターが設置されている他は特に無く、すっきりしています。
反対側より
車両以外にも様々な展示がされていました。
プラレールレイアウト
お馴染み「南海ラピート」のプラレールや南海限定で今はもう売り切れたと思われる「サザンプレミアム」のプラレールなどが走っていました。
↑わくわく電車らんどの場所はこちら
みさき公園内でもかなり北の方にあり、南海本線みさき公園駅から徒歩10分ほどかかります。
入場にはみさき公園入場料の他に400Mipo(=400円、みさき公園内限定の金券)かかります。
作者が訪問した当時のみさき公園の様子
この日の午前中は雨だったからなのか、とても閑散としていました。
猿山
通常時の様子を知らないので何とも言えませんが、南海が運営から撤退するのも無理は無いのかもしれません。
終わり