※2020年撮影
県営軌道庁南線の人車
1909年から1926年頃まで存在していたという、茂原と長南を結んでいた軌道で使われていた車両で、人が押すことで走る人車です。
軌道廃止後、この1両は民間に払い下げられて倉庫などとして使用されていたようで、現在もこうして見ることが出来るのは奇跡的なことだと思います。
台車等は無く、ダルマ状態です。
路線は違いますが、鉄道博物館にも人車が保存されていますね。
説明板
車体下部に付いていた金具
反対側より
横にはこれまた人が引っ張る人力車も展示されていました。
↑この保存車の場所はこちら
茂原駅からバスに乗って「藻原寺(そうげんじ)」バス停で降りると便利です。
ちなみに寺の名前にもなっている「藻原」は茂原という地名の由来だそうです。
茂原そごう跡地
ここで唐突に鉄道にはあまり関係ない建物の写真を載せます。
人口8万人台の茂原市ですが、1992年から2000年までの8年間だけ百貨店が存在しました・・・
今は少々寂しいテナントビルとなっています。
そごう名物人形時計も動いてはいないものの残っています・・・
終わり