凹凸プラ陳列館

凹凸プラ陳列館 (・ω・)/毎度ご覧頂きありがとうございます。

小田急・ロマンスカーミュージアムの保存車

(・ω・)/ついに・・・あの展示施設が開館しました!!

祝!ロマンスカーミュージアム開館!!

4月19日に開館したばかりですが、早くも訪問出来ましたので掲載しようと思います。


<目次>・モハ10 ・SE ・NSE ・LSE ・HiSE ・RSE 


※2021年4月撮影

f:id:ototsupura:20210422205248j:plainロマンスカーミュージアム

外壁は灰色がメインの比較的地味な感じとなっています。

 

チケットを買い、エスカレーターを1階へ降りていくと「ヒストリーシアター」に早速保存車が1両見えてきます。

 

f:id:ototsupura:20210422205427j:plainモハ1形モハ10

小田急開業当時の車両です。

1927年製造、1959年に熊本電鉄に譲渡され1983年に小田急へ里帰りしました。

当ブログでは当車のロマンスカーミュージアム搬入直前の様子も掲載しています。

ちなみにモハ10と同じく小田急モハ1形として製造された車両は他にも残っており、モハ5モハ7モハ15だった物がそれぞれ現存しています。

f:id:ototsupura:20210422205941j:plain説明板

f:id:ototsupura:20210422210033j:plain前面部拡大

(この△1のサボってどう意味でしたっけ・・・各駅停車?)

f:id:ototsupura:20210422210950j:plainパンタグラフ

f:id:ototsupura:20210422211023j:plainサボ

稲田登戸駅は現在の向ケ丘遊園駅のことです。

f:id:ototsupura:20210422211244j:plain車内に入ることは出来ず、外から見る形となります。

f:id:ototsupura:20210422211347j:plain車内

f:id:ototsupura:20210422211415j:plain運転台

f:id:ototsupura:20210422211433j:plain車内にあった説明板

1983年に復元工事を受けた際に作成された物の様です。

よく残っていましたね。

f:id:ototsupura:20210422211547j:plain反対側より

こちら側はスペースが無く、全体を入れて撮るのは難しいです。

 

モハ10の次は、建物の名前にもなっているあの車両たちが見えてきます。

f:id:ototsupura:20210423151348j:plainロマンスカーギャラリー

初代ロマンスカーSE、2代目NSE、3代目LSEの並びが撮れるようになっています。

f:id:ototsupura:20210423151820j:plain館内の車両はこういった配置になっているようです。

1つずつ見ていきます。

 

f:id:ototsupura:20210423151858j:plain3000形「SE」デハ3021+デハ3022+デハ3025

言わずと知れた初代ロマンスカーです。

ロマンスカーミュージアム開館前は現在位置から数十メートルしか離れていない専用庫に5両編成で保管されていましたが、2019年のファミリー鉄道展の際に屋外へと引き出され、その後大野工場へと回送され3両編成に短縮の上でロマンスカーミュージアムへ搬入されました。

f:id:ototsupura:20210423153016j:plain説明板

f:id:ototsupura:20210423153128j:plain列車愛称板と前照灯

保管庫時代と変わらず「乙女」が付いています。

f:id:ototsupura:20210423154259j:plainデハ3021反対側より

f:id:ototsupura:20210423154437j:plainデハ3022

電動中間車です。

SEでは唯一ドア付近のみ車内に入ることが出来ます。

f:id:ototsupura:20210423154556j:plainデハ3022+デハ3025車内

f:id:ototsupura:20210423154619j:plainデハ3021車内

f:id:ototsupura:20210423154706j:plainデハ3021プレート類

f:id:ototsupura:20210423154754j:plainパンタグラフ

f:id:ototsupura:20210423154855j:plainデハ3022反対側より

f:id:ototsupura:20210423154934j:plainデハ3025

こちら側は末期のSSE仕様で保存されています。

f:id:ototsupura:20210423160356j:plain列車愛称板諸々

f:id:ototsupura:20210423160743j:plainサボ

SSEが主に使用されていた「あさぎり」仕様になっています。

f:id:ototsupura:20210423161005j:plainデハ3025反対側より

 

f:id:ototsupura:20210423160624j:plain3100形「NSE」デハ3221+デハ3223+デハ3231

初めて展望席が設置された2代目ロマンスカーです。

ここへ来る前は喜多見検車区にて6両編成で保存されていましたが、3両に短縮した上で搬入されました。

NSEは珍しく小田急の外部にも保存車が存在しており、開成駅前にデハ3181が保存されています。

f:id:ototsupura:20210423162020j:plain説明板

f:id:ototsupura:20210423162040j:plainえのしま」の列車愛称板を付けています。

NSEは現役末期幕式でしたが、保存にあたって板へと復元されました。

f:id:ototsupura:20210423162657j:plainデハ3221反対側より

f:id:ototsupura:20210423162859j:plainデハ3223

喫茶コーナーが付いていることから保存車に選ばれたようです。

f:id:ototsupura:20210423163110j:plain喫茶コーナー

生憎中に入って間近で見ることは出来ません。

f:id:ototsupura:20210423163215j:plainデハ3223反対側より

f:id:ototsupura:20210423163346j:plainデハ3231

NSEの編成中では唯一ドア付近のみ車内に入ることが出来ます。

f:id:ototsupura:20210423181922j:plainこちらは現役末期の幕式のまま残されていますが、ラストランの際に上から貼られたステッカーがそのまま残されています。

f:id:ototsupura:20210423163629j:plainデハ3231車内

f:id:ototsupura:20210423164025j:plainデハ3223、デハ3231車内

f:id:ototsupura:20210423164118j:plain銘板

f:id:ototsupura:20210423164129j:plainデハ3231反対側より

f:id:ototsupura:20210423164307j:plainSEとNSEの間からHiSEを望む

 

f:id:ototsupura:20210423164333j:plain7000形「LSE」デハ7003

今のところロマンスカーミュージアムにある車両の中では一番最近まで現役だった車両です。

現役時は第3編成の新宿側先頭車だった車両です。

f:id:ototsupura:20210423165133j:plain説明板

f:id:ototsupura:20210423173752j:plain

LSEは近寄れる個所が少なく妻面側が見えない他、車内にも入ることが出来ません。

 

f:id:ototsupura:20210423175851j:plain10000形「HiSE」デハ10001

2012年に引退した後は喜多見にて3両編成で保存されていましたが、ロマンスカーミュージアム搬入にあたって先頭車1両のみとなりました。

長野電鉄に譲渡されて現役の車両も存在しますね。

f:id:ototsupura:20210423180458j:plain説明板

f:id:ototsupura:20210423181817j:plain

f:id:ototsupura:20210423181956j:plain車内

デハ10001はドア付近のみだけでなく座席に座ることも出来ます。

f:id:ototsupura:20210423182033j:plain展望席

f:id:ototsupura:20210423215938j:plain展望席から見たSSEとNSE

f:id:ototsupura:20210423182112j:plain反対側より

f:id:ototsupura:20210423182159j:plain銘板

f:id:ototsupura:20210423182122j:plain台車

連節仕様の台車が見られるのも面白いです。

f:id:ototsupura:20210423182146j:plain台車の銘板

 

f:id:ototsupura:20210423182304j:plain20000形「RSE」デハ20001+サハ20151

今のところロマンスカーミュージアムにある車両では最も新しい車両です。

2012年の引退後は先頭車2両と2階建て中間車1両が残されていましたが、ロマンスカーミュージアム搬入にあたって先頭車1両が解体されました。

富士急行に譲渡されて現役のものもありますね。

f:id:ototsupura:20210423182645j:plain説明板

f:id:ototsupura:20210423182815j:plain台車

f:id:ototsupura:20210423182832j:plainパンタグラフ

f:id:ototsupura:20210423182844j:plain車内

デハ20001も座席に座ることが出来ます。

f:id:ototsupura:20210423182925j:plain運転台

f:id:ototsupura:20210423182829j:plain反対側より

 

f:id:ototsupura:20210423182942j:plainサハ20151

RSEの最大の特徴である二階建て中間車です。

f:id:ototsupura:20210423183017j:plain車番

f:id:ototsupura:20210423183044j:plain2階席

f:id:ototsupura:20210423183047j:plain1階席

ドア付近のみ入ることが出来ます。

f:id:ototsupura:20210423183131j:plainステッカー類

f:id:ototsupura:20210423183150j:plain反対側より

 

これでロマンスカーミュージアムにある保存車は全てですが、保存車好きなら是非とも見ておきたいものがもう1つあります。

f:id:ototsupura:20210423183203j:plain運転シミュレーター

恐らくですが、デハ7003の相方であったデハ7803の運転台であった物と思われます。

7003編成の引退後デハ7003とデハ7803の両先頭車が残されたにも関わらず、保存されたのは結局デハ7003のみでしたが、当初デハ7803も残していたのはこういう意図があったからだったのですね。

 

f:id:ototsupura:20210423215614j:plainちなみに館内には、まだ1両入りそうなスペースがあります。

次に入るのは茶色いあれか、はたまた白いあれか・・・?

 

ちなみに小田急が保管していた保存車で、この他に2600形、9000形、2200形がありましたがそれらはSEが居た庫へと入りました。そちらは通常非公開です。

 

 ↑この保存車の場所はこちら

海老名駅直結です。

当面の間、入館には予約が必要となります。

ロマンスカーミュージアムのホームページ

 

~関連記事?~

 

終わり