この駅には機関区が併設されており、そこにいくつか保存車が存在します。
※2021年、公道上より撮影
ケハ600形ケハ601
「キ」ハでは無く「ケ」ハなのが特徴的ですね。
1992年の廃車後は、車体のみで倉庫になっています。
検査表記など
最後に全般検査がされたのは1989年12月の様です。
ドアにあったステッカー
手動ドアだったのですね。
茨城交通の社紋が付いていたと思わしき跡
定員などの表記
反対側より
ライトは全て埋められています。
連結器
床下機器はありませんが、これは残っています。
キハ200形キハ203
元鹿島臨海鉄道2000形、その前は国鉄キハ20 429だった車両です。
国鉄時代の首都圏色に塗られています。
2006年に廃車となっているそうです。
国鉄時代は上部に前照灯がありましたが、鹿島臨海鉄道に入線した際に角型ライトへ変更されています。
床下機器もそのまま残っていそうです。
車番
国鉄時代の物が書かれています。
台車
塗り替え前の物と思わしき塗装も見えています。
保存車はとりあえずこの2両ですが、他に部品取り者車が2両あります。
城北線で2015年まで走っていた車両です。
ひたちなか海浜鉄道に譲渡された他のキハ11形用の部品取りとして搬入されたそうです。
城北線のステッカー
東海交通事業のロゴ
車番
2両繋がれています。
こちらも同じく部品取りです。
ステッカー
公道から見える所に置かれていた券売機
ひたちなか海浜鉄道の前の名前である「茨城交通 湊線」の文字が残ります。
ひたちなか海浜鉄道は現役の車両もなかなかに面白いですが、そちらは別記事で取り上げる予定です。
↑これらの保存車の場所はこちら
那珂湊駅隣接ですが、駅舎とは反対側にあるため徒歩5分ほどかかります。
案内看板まであるのを見ると公式的な観光スポットになっているようですね。
終わり