(・ω・)/なんとなく書いてみた備忘録(( 2号です。
当ブログでは度々、有蓋貨車「ワム80000形」、通称ワムハチの廃車体を取り上げています。
このワムハチですが、20年近く量産されていたため同形式でも形態差があります。
今も全国に廃車体として現存するワムハチは、主に次の形態に分けることが出来ます。(全て当ブログで採用している呼称)
・初期車
・二次量産車
・280000番台
さらに言えば特定の物資輸送用の580000番台、480000番台や走り装置が改造された380000番台も存在しますが、主に廃車体で見かけるのは先に上げた3形態です。
構造などの違いは某フリー百科辞典を参照して頂きまして、ここでは視覚的に分かる形態差を紹介していこうと思います。
なお、貨車という車種の特性上、全ての車両に当てはまるとは限らないのでご了承ください。
【その1・初期車】
↑初期車 (ワム82595? 大阪府)
・屋根のリブの数(出っ張りみたいなやつ)が少ない
→初期車
これで一発です。
仮に上から見上げることが出来なくとも、屋根のリブというのは案外下からでも見えます。
【その2・二次量産車】
↑二次量産車 (ワム84196 神奈川県)・(車番不明 所沢市)
・屋根のリブの数が普通
・ドアレールが妻面まで来ていない
→ 二次量産車
大方これで分かると思います。
しかしながら二次量産車の中で末期に製造された一部車両はこれに当てはまらない様なのでご承知おきください。
現存する580000番台も大半が二次量産車と同じような特徴を持つように思います。
【その3・280000番台】
↑280000番台 (車番不明 日野市)・(ワム282375 奈良県)・(ワム283476 浜松市)
・屋根のリブが普通
・ドアレールが妻面まで来ている
・妻面に排水管がある
→ 280000番台
ドアレールの形状が似ている二次量産車最末期の車両ともこれで区別できるだろうと思います。
380000番台も全車が280000番台からの改造車の為、車体の特徴はほぼ同じです。
以上が今の所把握しているワム80000形の形態差です。
最後にもう1度申し上げおきますが、貨車という車種の特性上、全ての車両に当てはまるとは限らないのでご了承ください。
↓廃貨車帖・1号
終わり