(・ω・)/北海道で最も多くの保存車を擁する?小樽市総合博物館へ行ってきました。
<その1目次>
・C12 6 ・キシ80 12 ・キハ22 56 ・ED75 501 ・キハユニ25 1 ・キハ27 11 ・キロ26 107 ・キハ56 23 ・DD16 17 ・DD13 611 ・アイアンホース号
※2021年撮影
転車台
手宮口から入ると真っ先に見えてきます。
かつて小樽築港機関区に設置されていた物を移設した物で、後述する「アイアンホース号」の方向転換用に使用されています。
C12形6号機
手宮口から入って一番最初に見えてくる保存車です。
現存する中では3番目に古いC12形だそうです。
末期は小樽築港機関区に配属されていたそうです。
かなり凸凹な編成ですが、後ろの車両をC12が牽引しているように見えるのが面白いです。
動輪
銘板
機関室
訪問時は感染症対策で全ての車内公開が中止されていました。
反対側より
キハ82系キシ80 12
キハ82系の食堂車で、1982年廃車だそうです。
本来は編成の中間にある車両ですので、これ単体であると違和感を覚えます。
車番
反対側より
キハ22形キハ22 56
キハ20系の北海道版です。
末期は苫小牧機関区に配属され、1986年に廃車となったそうです。
説明板
日本語、英語に加えロシア語でも書いてありますね。
さすがは小樽です。
標記諸々
タブレットキャッチャー
銘板
反対側より
キシ80 12と幌で繋がれていました。
ED75形501号機
北海道仕様のED75として1両のみ試作された車両です。
末期は岩見沢第二機関区配属で、民営化前の1986年に廃車となっています。
説明板
準鉄道記念物に指定されています。
銘板
昭和41年製です。
反対側より
キハユニ25形キハユニ25 1
キハ20系に郵便室と荷物室を付けた片運転台の車両です。
末期は苫小牧機関区に所属し、1986年に廃車となったようです。
郵便の表記と車番
再塗装の過程で車番の一部が隠れてしまったようです。
反対側より
キハ27形キハ27 11
北海道版キハ58系であるキハ56系の1エンジン装備の車両です。
末期は苗穂機関区所属で、1986年に廃車となったそうです。
説明板
車番
反対側より
キロ26形キロ26 107
キハ56系列のグリーン車です。
グリーン車を示す緑帯も書かれています。
説明板
反対側より
キハ56形キハ56 23
エンジンを2つ装備した車両です。
流石は北海道と言いましょうか、キハ56系列の現存車は他にも多数あるそうです。
説明板
車番
銘板
反対側より
先に上げたキハユニ25、キハ27、キロ26と編成を組んで展示されているのが良いです。
DD16形17号機
末期は地元の小樽築港機関区に所属していたそうです。
説明板
旋回窓
足回り
車番
反対側より
DD13形611号機
こちらも廃車時は小樽築港機関区に居た機関車だそうです。
説明板
車番
銘板
足回り
反対側より
小樽市総合博物館の展示車両では唯一の動態保存も見ていきます。
これらは全て米大陸で使われていた車両で、軌間は914㎜です。
アイアンホース号
1909年製造で、後述する「しずか号」、てっぱくの「弁慶号」や京都の「弁慶号」といった7100形と同じ製造元の機関車になります。
1994年に小樽市へ売却されて来る前は、米国ミネソタ州のテーマパークで走っていたそうです。
米国から機関車を買い付けてくるなんて、バブルですねえ~
客車
こちらもアイアンホース号と一緒に米国から来たそうです。
通常時であればここに乗車することが出来ますが、訪問時は感染症対策で見ることしか出来ませんでした・・・
他にもう2両客車があるそうです。
カブース
アメリカ版車掌車です。
一応カブース「だった」車体なら見たことはありますが、完全体を見るのはこれが初です。
走行動画も撮影しましたので、もしかしたら今後upするかもしれません。(未定)
<アイアンホース号についての参考文献>