凹凸プラ陳列館

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JR北海道苗穂工場の展示車両

※2022年8月撮影

JR北海道苗穂工場へ5年ぶりに行ってきました。

北海道鉄道技術館

月に2回一般公開されます。

前回の訪問は冬季で積雪がありましたが、ようやく夏季に来ることが出来ました。

 

C62形3号機

昭和23年日立笠戸工場製の機関車です。

昭和51年に廃車となった後は北海道鉄道記念館(現・小樽市総合博物館)にて保存されていましたが、昭和63年に動態復活しています。

動態復活した後は小樽~ニセコ間の「C62ニセコ号」で使用されていましたが、平成7年に再び運行を終了し、今に至ります。

前回は冬季の為仕舞われて見ることが出来ず、ようやく見ることが叶いました。

説明板

別角度より

前面部

スノープロウ

動輪

旋回窓

反対側より

C62形で現存する物はこの3号機と1、21726号機ですからこれにて全機巡ったことになります。

 

DMV901号

道路と線路を両方走ることが出来る「DMV」の第1次試作車です。

平成16年にマイクロバスを改造して制作され、平成22年まで各種走行試験に使用されていたようです。

JR北海道での導入は結局断念されてしまいましたが、遠く徳島の阿佐海岸鉄道で実用化されています。

説明板

愛称

「モジャくん」も居ます。

反対側より

 

D61形4号機第3動輪

昭和36年D51形224号機を改造して作られた貨物用機関車の動輪です。

羽幌線の運炭列車などで使用され、昭和50年に廃車となったそうです。

刻印

号機の刻印は見つけられず。

 

D51形816号機第3動輪

昭和18年三菱重工製、全国を転々として最後は昭和50年に追分で廃車となった機関車の車輪です。

前頭部も建物内に保存されています。(後述)

刻印

 

キハ82 86カットボディ

道内各地の特急で使用された車両の前頭部です。

キハ59 1カットボディ

北海道のジョイフルトレイン第1号「アルファコンチネンタルエクスプレス」のカットボディです。

前回訪問時キハ82とキハ59どちらも車内に入ることが出来ましたが、今回は入れませんでした。

 

D51形816号機前頭部

入口脇に第3動輪が展示されている(先述)機関車の煙室扉と前照灯です。

 

711系運転台

前回に比べ、上部に前照灯が追加されています。

スエ78 4 TR71台車

昭和初期に製造された客車を改造した救援車が履いていた3軸台車です。

説明板

 

フラノエクスプレス部品

24系客車部品

旭山動物園号部品

 

北海道鉄道技術館から少し離れた場所にも保存車両があります。

前回訪問時はブルーシートで覆われていました。

D51形237号機

昭和13年製、苗穂工場で初めて製造されたD51です。

道内で使用され、昭和49年に廃車となったそうです。

動輪

銘板

反対側より

説明板は修理中とのこと・・・

 

キハニ5000形キハニ5005

昭和4年日本車輌製、鉄道省の時代に製造された気動車です。

キハニ5005は昭和16年に事業用車へ改造され、廃車となった後に復元されて今に至るそうです。

足回り

走行装置は一段リンク式です。

サボ

東北本線で使用されていた当時の仕様になっています。

車番

検査標記

製造銘板

反対側より

 

C62形34号機第2動輪

昭和23年川崎車輌製、東海道山陽本線で使用されていた機関車の車輪です。

34号機そのものは渡道していませんが、この車輪は北海道に転属してきた他の車両(16号機?)に振り替えられていたことからこの地に保存されています。

反対側より

 

Google マップ

↑苗穂工場の場所はこちら

正門までは苗穂駅から徒歩5分ほどです。

駅移転で北口が出来たことにより、アクセスがかなり改善されました。


この他にも見ることが出来た留置車両も載せておきます。

キハ40 402

平成8年にキハ40 770を札沼線用に改造して出来た車両です。元を辿るとキハ40 160として製造された車両になります。

北海道医療大学新十津川間廃止によって定期運用を失い、長く苗穂工場に留置されています。

銘板

学園都市線

車番

 

キハ40 401

キハ40 769を同じく平成8年に学園都市線用に改造して出来た車両です。元を辿るとキハ40 159になります。

銘板

キハ40 402と繋げて置かれていました。

 

トキ25000形2両

こちらは前回と変わらず居ます。

前回はこの他にワキやワムなども居ましたが、数年前に工場内の見えない場所へ移動してしまいました。

トキ25000形車番不明その1

トキ25000形車番不明その2

外板が平らであるため、比較的後期に製造された車両であると思われます。

台枠に車番らしきものも見えていますが・・・

 

789系HE301編成(手前)とHE302編成(奥)

青函連絡の特急「スーパー白鳥」で使われていた付属編成です。

スーパー白鳥廃止後はしばらく五稜郭に留置されていましたが、最近になって苗穂へ移動してきました。

キハ283系キハ283-12

左から順にキハ283-13、789系HE302編成、キハ283-12

この他構内には転用待ちのキハ283が多数留置されていました。

苗穂駅側から見た図

789系HE301編成は貫通扉が外されています。

 

トレインオントレイン

 

ノースレインボーエクスプレス

キハ201系D-101編成

 

スハシ44 1

昭和27年日本車輌製のスハフ44 2を昭和63年に改造して出来たカフェカーです。

JR北海道のSL列車で使用されています。

C10-14129コンテナ

キハ40 331とキハ143-101

キハ40の方は幕が「急行」になっていました。

 

735系A-101編成

721系F-4101編成

キハ261系ST-1223編成

 

保存車リスト~北海道編~