凹凸プラ陳列館

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アットレールと同規格の鉄道おもちゃ(@rail.・GOGO!トレイン・エクスプレスライナー・レールタウン・人気のトレイン など…)

かつて複数の発売元から、

↑この形状のレールを使った同じ規格の鉄道おもちゃが発売されていました。

これらは某青色のPレールも概ね走行出来る規格となっています。

同規格のレールと、時には同じ金型を使っていながら、電動だったりプルバックだったりフリクションだったりと、製品が多種多様にわたります。

一部の製品は2024年4月現在も継続していますが、多くは既に終売となっています。中には発売元自体が無くなっているところもあるようです。

備忘録の意味合いも込め、ここにまとめてみました。

 

1.製品シリーズ名一覧

電動、フリクション、プルバック、有線リモコンで分類しています。

雑玩や景品として発売された物も多く存在し、そういったものは記録もほとんどないため全て把握するのは困難です。

〈電動〉

  • @rail.(アットレール)
    • 発売元:ウィン
  • GOGO!トレイン
    • 発売元:スルッとKANSAI加盟各社局、企画元:明治チューインガム
  • レールタウン
    • 発売元:マルカ
  • 関西の電車レールセット
    • 発売元:辰巳屋
  • トレインワールド
    • 発売元:?
  • ウルトラマンタウン、アンパンマンタウン
    • 発売元:バンダイ
  • ドゥーシティ
    • 発売元:新玩具(台湾?、詳細不明)
  • Do city junior
    • 発売元:Fenbo(香港企業、欧州で販売)

〈フリクション〉

  • @rail.
    • 発売元:ウィン

〈プルバック〉

  • エクスプレスライナー
    • 発売元:明治チューインガム
  • レールタウン
    • 発売元:マルカ
  •  人気のトレイン
    • 発売元:辰巳屋
  • トレイン&ミニカー トラベルセット
    • 発売元:辰巳屋
    • アットカー80mmとのセット
  • ゴー!ゴー!トレイン
    • 発売元:SKジャパン
    • 連結器付き
    • ゲームセンター景品
  • 電車で行こう!
    • 発売元:(有)ファスト・リバー(詳細不明)
    • プルバック車両3両セット
  • プルバックトレイン
    • 発売元:三英貿易株式会社
    • 鉄道博物館限定

〈有線リモコン〉

  • 人気のトレイン
    • 発売元:辰巳屋
  • レール&ロード
    • 発売元:(有)ファスト・リバー(詳細不明)
    • アットカーとのセット

〈無線リモコン〉

  • 新幹線RC ラジオコントロール
    • 発売元:SKジャパン
    • ゲームセンター景品
    • アットレールではない可能性もあり

 

2.各商品間の関連性推測

全く異なる企業から発売されていながら、同じレール、同じ金型の車両を使っている各商品間の関係を考えてみます。

一連の商品の中でも比較的早い段階から発売されていた「@rail.(発売元:ウィン)」の当時のホームページアーカイブを見ると、

「@rail.は株式会社ティ.ティ.シィ.エンタープライズの登録商標です。」

「株式会社 TTC社企画生産による…(略)」

という記述があります。

ここで述べられているT.T.Cエンタープライズのページアーカイブを見ると、各社製品と同仕様の車両や、発売が確認されていない車両が一覧で掲載されています。

加えてT.T.Cエンタープライズのページアーカイブには、

「一般販売はしておりません」

ということも述べられています。

さらに、2008年頃に販売されていた「レールタウン(発売:マルカ)」のパッケージに「製造元:株式会社 ティ.ティ.シィ.エンタープライズ」の表記がある事や、「人気のトレイン(発売:辰巳屋)」の公式ページに「T.T.C.エンタープライズの@rail(アットレール)Mタイプ」という表記があることを確認しています。

 

これらのことから、先述した各社の製品の多くは

T.T.C.エンタープライズが”@rail.”の名で開発

それを各社が商品に組み込み発売

という形を取っていたようです。

いわゆるOEMになるのでしょうか。

 

さらにT.T.Cエンタープライズ社は、製品のフォーマットとして

  • @rail.110㎜
  • @rail.60㎜
  • @rail.D-Type
  • @rail.(D)ラジオコントロール 

というものを用意していたことが当時のホームページ(アーカイブ)から分かります。

これより、

  • 電動、フリクション、プルバックの各種製品 → @rail. 110㎜

を用いて発売されていたようです。

「人気のトレイン(発売:辰巳屋)」などの有線リモコン車両も車体の金型は同じなので、詳細不明の”D-Type”や「ラジオコントロール」と関連しているのではないかと予想しています。

なおこの記事では詳しく触れませんが、”@rail.60mm”も「エクスプレスライナー ジュニア」や「ミニミニレールタウン」などとして発売されているようです。

 

ちなみに明治チューインガムのエクスプレスライナーを分解し、車体の裏側を見てみると・・・

電動用のスイッチ穴を埋めた後や、連結器用の穴を埋めた跡があります。

このことからも、各社製品が同じ金型を使用していたことが分かります。

 

3.各製品まとめリンク

一部製品に関しては、そのラインナップを調べてまとめてみました。(第二陳列館)

また、アットレール系玩具で登場した車種を製品・動力方式別にリストでまとめてみました。

アットレール系~車種別リスト~

 

4.その他

アットレールと深い関連性があると考えられる玩具に、セガヨネザワから出ていた「ドゥータウン」というものがあります。

ドゥータウン」そのものは2000年頃という早い段階で終売となっていますが、同じ金型を使った車両が後年に@rail.のレールとセットで登場しています。また、ドゥータウンで登場していた自動車はそのサイズ感がアットカーと同じになっています。

さらに、アットレール製造元のT.T.C.エンタープライズが出願した特許を調べると、明らかにドゥータウンで使われていたであろうレールの図面が出てきました。このことから、「ドゥータウン」の開発でどこかしらT.T.C.が関わっているようです。

 

また、欧州でアットレール規格の玩具「Do city junior」を発売していたfenboの当時のページアーカイブを見ると、バンダイやセガトイズにOEM供給を行ったということが記載されています。前者はアットレールを用いたウルトラマンタウンやアンパンマンタウン、後者はドゥータウンを発売しています。

加えて同社の製品一覧には、アットレールと同一規格の「Do city junior」アーカイブ)、ドゥータウンと同一規格の「Do city」アーカイブがどちらも記載されています。また、アットカーと同規格らしき玩具の記載もあります。

このことからも、ドゥータウンはアットレールと同じ製造元であったことが窺えます。

 

5.アットレール系展示室リスト

作者が所有するアットレール系車両のコレクションを紹介しています。(第二陳列館)

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