※2010年11月、2011年11月撮影
まともな写真は少ない過去ネタシリーズです。
今回は新金谷駅周辺の保存車両をまとめてみました。
スロフ1形スロフ1+スロフ2
昭和28年帝国車輌製、井川線が中部電力専用鉄道だった時代に2両が製造された客車です。
平成2年に廃車となり、2両揃って保存されています。
車内
1号機
大正10年ドイツ製、当初は一畑軽便鉄道(→一畑電車)で走っていた機関車です。
電化により七尾のセメント工場専用線に譲渡され、昭和52年に大井川へ来ています。
その後は千頭~川根両国間に存在した側線で動態保存されていましたが、線路が撤去されることになり平成元年で終了しています。
1275形1275号機
大正11年ドイツ・コッペル製の機関車です。
当初は新潟の臨港線で使用され、その後直江津のステンレス工場専用線に譲渡されています。
昭和46年に大井川へ移り千頭の側線で動態保存されていましたが、1号機と同じく平成元年で終了しています。
新金谷駅前、「プラザロコ」内にあります。
C12形164号機
昭和12年日車製の機関車です。
中部地方や中国地方で使用され、昭和48年に木曽福島で廃車となっています。
その後一度は動態復活したものの、保安装置等の問題で再び静態保存になっています。
別角度
反対側
撮影当時留置されていた転車台の場所を載せておきます。
2025年現在は再び動態復活に向けた動きがある関係で、彼方此方を転々としているようです。