※2010年11月、2011年11月、2013年9月、2016年3月撮影
過去ネタです。
今回は、大井川の本線を走る動態保存（級）車両をまとめてみました。
まずは機関車～
C10形8号機
昭和5年川崎製、唯一現存するC10形です。
関東や中国地方、東北を渡り、昭和37年に会津で廃車となっています。
廃車後は宮古のラサ工業専用線での使用と動態保存を経て、平成6年に大井川へ来ています。
C11形190号機
昭和15年川崎製、東北や九州を走り昭和49年に廃車となった機関車です。
廃車後は個人保存を経て、平成13年に大井川へ来ています。
反対側
千頭駅転車台に載った190号機
C11形227号機
昭和17年日車製、道内で使用され昭和50年に釧路で廃車となった機関車です。
その1年後から大井川で動態保存されています。
別角度
反対側
C56形44号機
昭和11年三菱製、国内では北海道で使用された機関車です。
戦時中に泰緬鉄道へ供出され、戦後はタイ国鉄No.735となっています。
昭和54年に日本へ帰還し、同年大井川へ来ています。
これと同時に31号機も帰還しており、そちらは靖国神社で保存されています。
反対側
E10形E101
昭和24年三菱製、自社発注の電気機関車です。
SL列車の補機として使われています。
同型のE102も現役ですが、写真は撮れていないようです。
ED500形ED501
昭和31年日立製、近江長岡にあった大阪セメント専用線いぶき501として製造された機関車です。
平成11年に大井川へ移り、SL列車の補機として使用されています。
続いて客車～
こちらはあまり撮っていませんでした。
オハフ33 215
昭和16年川崎製の三等緩急車です。
オハ35 857
昭和21年日車製の客車です。
老朽化により平成28年で廃車・解体となってしまいました。
サボと車番
ナロ80 1・ナロ80 2
西武312系サハ1515・サハ1426を改造して作られたお座敷客車です。
2両とも令和7年に廃車・解体となっています。
スハフ42 184とE101
昭和29年汽車會社製、三等緩急車です。
こちらは後年トーマス用に塗装変更され、今も現役です。
最後に電車～
16000系
元近鉄16000系です。
どの編成かは不明。
21000系モハ21001+モハ21002
昭和33年帝国車輌製、元南海21000系同番号です。
3000系モハ3008+クハ3507
昭和47年川崎製、元京阪3000系同番号です。
車体のみ譲渡のため、足回りは営団5000系のものが着けられています。
平成26年に引退しています。
引退後留置中の3000系
鳩マーク
テレビカー
反対側
7200系モハ7204+モハ7305
東急7200系デハ7211+デハ7259として製造された電車です。
平成14年に両運転台化の上で十和田観光鉄道に譲渡され、路線廃止後の平成26年に大井川へ来ています。
単行運転も可能になっていますが、基本的に2両で運用されています。
大井川沿いを走る7200系
