凹凸プラ陳列館

凹凸プラ陳列館 (・ω・)/毎度ご覧頂きありがとうございます。

姫路市営モノレール 姫路市手柄山交流ステーション

(・ω・)/今回は、かつて姫路市にわずか8年だけ存在したモノレールの保存車を見てきました。
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手柄山交流ステーション
元は、姫路市営モノレールの手柄山駅だった建物です。
現在は改修されて、水族館、モノレール展示室、市民ホールが入っています。
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別角度から(2011年4月撮影)
真ん中の大きな穴から、モノレールが出入りしていました。
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姫路市営モノレール200形201号
現役時代はホームだった、「モノレール展示室」に保存されています。
姫路市営モノレールには、方運転台の100形と、両運転台の200形の2形式がありました。
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正面から(2011年4月、モノレール展示室開館直後の水族館リニューアルオープン前に撮影)
現在、この角度で撮れる通路が水族館の入り口になっているので、水族館のチケットが必要になります。
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開通を記念したヘッドマークが着けられています。(恐らくレプリカ)
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説明板
姫路市営モノレールは1966年に開業し、姫路駅と手柄山駅の間を運行していましたが、1974年に休止、1979年に廃止されました。
車両は、1979年の廃止後も駅兼車庫だった手柄山駅に長いこと保管されていました。
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番号と行き先
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姫路市
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201号は、車内に入ることが出来ます。
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車内にも説明板がありました。
姫路から手柄山の運賃は100円と、今の感覚で見たらそこそこ安いですが、当時の市営バスの運賃は10円ぐらいだったそうなので、モノレールが廃止になるのも納得です。。。
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運転台
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200形202号
201号に連結して保存されています。
こちらは車内には入れません。
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番号
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姫路市

車両の他にも、姫路モノレールに関するものが色々展示されています。
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時刻表と時計
18時になる前に終電が終わっているとは・・・
それでも毎時3本なので、なかなか良い方ですね。
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駅名標
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100形102号の部品
モノレール展示室を整備する際、片運転台タイプの100形は解体されてしまいました。
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運転台
200形とほぼ同じに見えます。
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その他部品
これらも100形102号の物でしょうか。
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駅舎の裏側
現役当時はこちら側にも線路が延びていて、左側の窪みが車庫への入り口でした。
現在、車庫だった場所は水族館の施設になっていると思われます。
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台車
屋外に展示されています。
これも恐らく100形の物でしょう。
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説明板

手柄山駅舎の屋上は、上がることが出来ます。
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屋上から見た風景
かつてモノレールの軌道が延びていた方向を見ています。

この保存車がある手柄山交流ステーションの場所はこちら

山陽電鉄手柄駅より徒歩10分ほどです。

手柄山交流ステーションについての姫路市のページはこちら

40年ほど前に廃止されたモノレールですが、軌道などの遺構はわりと最近まで残っていました。近年急速に撤去されています。
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在りし日の大将軍駅(2011年4月)
姫路モノレール唯一の中間駅で、マンションの中にある駅でした。
姫路駅からあまりにも近すぎて、1968年には通過駅となっています。
2016年から2017年にかけて解体されてしまったようで、現在はありません。
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軌道(2011年4月撮影)
確かこれが手柄山に一番近い遺構だったと思います。
Googleストリートビューで見てみると、解体されてしまった感じです。
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軌道(2011年4月撮影)
山陽電鉄を超えるため、そこそこの高さになっています。
ストリートビューで見ると建物はそのままですが、軌道が撤去されていました。Googleマップ本当に便利
姫路市営モノレール廃線跡が消えてしまうのも、時間のうちですね・・・
終わり