凹凸プラ陳列館

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流山温泉駅と流山温泉の跡

(・ω・)/「流山温泉駅」という駅をご存知でしょうか。

この駅は函館本線砂原支線にあり、JR北海道グループ運営の温泉施設「流山温泉」へのアクセス駅として開設されました。
しかし今となっては流山温泉は閉館し、廃止まで危惧されるような駅となっています。
そんな流山温泉駅、かつて周辺には保存車がいくつかあり、なかなか興味深いところとなっていました。
そんな流山温泉駅の”今”を見てきました。
※2018年4月訪問

まずこの駅、アクセスが非常にややこしいです。
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作者特製手抜き地図で見る、駅と道路の位置関係 こんな地図じゃ分からん!という人はこちら

本当はGoogleマップを持ってきたかったのですが、著作権上面倒くさそうなので断念しました(^_^;)
これだけ見るとすぐ横に道路があって、すぐ駅に入ることが出来そうですが。。。
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なんと間に森があり、入り口もないので入ることが出来ないのです!!
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実際道道からはこんな感じに見えるのですが、それでもこちらからは入ることが出来ません。
ではどうやって入るのかといいますと。。。
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かつて流山温泉だった牧場を抜けていく必要があるのです!
道路から森を越えれば10m程で済むのに対し、牧場ルートだと1km程あります。
そもそもこの駅は流山温泉へのアクセス駅として作られたので仕方のないことなのですが。。。
それでは実際に見ていきます。
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牧場の入り口
流山温泉だった場所にある「大沼流山牧場」という牧場を抜けていく必要があるのですが、何やらチェーンが貼られていますね・・・
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紙を見たところ、牧場のレストラン等の休業を知らせるものであって立ち入りを禁止するものではないようなので先に進みます。
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しっかりと案内看板も設置されています。後ろにはちゃっかりキハ283系臨時北斗も
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ようやく辿り着きました。
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1面1線のホームで、有効長は結構ありそうです。
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駅名標
筆で書いたような書体がいいですね。
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時刻表
本来、この区間にはもう少し多く普通列車が走っているのになぜ書いてないのだろうと思ったところ、通過してしまう列車もあるのだからだそうです。。。
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2014年以来運転がされていない「SL函館大沼号」用と思われる停車位置目標も残っていました。

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200系モニュメント

2013年頃までこの駅のすぐ横に200系が3両編成で保存されており、その部品が展示されています。
まるで200系のお墓のように見えます。。。
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後ろの芝が生えていない部分に保存されていました。

保存されていた当時はニュースや雑誌などで話題にされることもありましたが、今となっては部品のみ、、、悲しいですね。
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保存当時使われていたと思われる枕木も積まれていました。
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元流山温泉の建物
現在は大沼流山牧場のレストランとして使われているようです。
建物はあまり変わっていないようです。
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「流山温泉」の碑
これも流山温泉時代からあるようです。「日本国有鉄道」と書かれているのが気になりますが。。。
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建物横のこのスペースには、かつて50系客車が3両保存されていました。
こちらはモニュメントすらも無いようです。
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コンテナを使った倉庫は健在でした。
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ストーンクレイジーの森
石で作られた彫刻がたくさん展示されています。
広大な草原に佇む姿はその名の通りクレイジー。。。
こちらも流山温泉時代からあるようです。
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その中に、車輪を使ったものがありました。
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車輪
レールまでしっかり敷かれています。
どの車両に使われていた物でしょうか。
場所的には200系か50系客車の物である可能性が高いのですが。。。
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一応、確認できた刻印を全て載せておきます。
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駒ケ岳を望む
 
 
終わり