凹凸プラ陳列館

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都電8000形8053号 八千代市

※2018年12月、許可を得て撮影

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都電8000形8053号

現存する都電8000形最後の2両のうち一両です。
もう一両の8125号は山梨県にありますが、そちらは車体のみで足回りも含めて残っている都電8000形はこれが最後となります。
かつては「TRAIN CAFE」という喫茶店として使われていましたが、2016年12月に閉店し、現在は下の建物に入居している鍛冶屋さんがショールームとして使っておられるようです。
訪問時、鍛冶屋さんは閉まっていましたが、こちらの所有者様が庭に出られており近くで見学させて頂くことが出来ました。
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前面部拡大

「TRAIN CAFE」時代は灰色に白帯といった塗装でしたが、2018年12月頃、ちょうど作者が訪問する数日前に鍛冶屋の方がこの色に塗り替えられたようです。
とてもセンスのある色ですね~
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「TRAIN CAFE」時代は「本所吾妻橋」という幕だったようですが、鍛冶屋の方が塗り替える際に替えられたようです。
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スカート

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ドア

なおこの車両、所有者様曰くかなり老朽化しているそうで「今の塗装がダメになったら解体する」とのことでした。
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車番

こちらも鍛冶屋の方が塗り替えられる際に書き直されたものだそうです。
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ビューゲル
これが残っているのもまた8053号だけなのです・・・!
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台車
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とても特徴的な形をしていますね~
これと同じものが荒川車庫にて仮台車として残っていますが、都電8000形に付いているのはここが唯一となります。
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床下機器
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反対側
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ワイパー
これは意外にも韮崎の8125号にも残っていたりします。
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この車両の横には、、、
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下へ降りる階段を覆う物が設置されていました。
これをよく見てみますと・・・
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なんと電話のマークが!
ということは、これは元電話ボックスでしょうか。
床をくり抜いて階段に繋げているところが面白いですね~
 
なお、この車両を周りの公道より見てみますと、、、
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真横か、
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下から少し見えるか、という具合になります。
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とてもお洒落なお庭の中に保存されていました。
 
この保存車の場所は隠すまでもないかもしれませんが、ここでは非公開とさせて頂きます。
最後に、突然の訪問にも関わらず快く見学を許可してくださった所有者様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
終わり