凹凸プラ陳列館

凹凸プラ陳列館 (・ω・)/毎度ご覧頂きありがとうございます。

京成・東成田駅に行ってきた

(・ω・)/いつもはあまり駅探訪的な記事は書かないのですが・・・折角なので書いてみます。
成田空港アクセスのために作られたものの、後にターミナルビルにより近い新しい駅が作られメインルートがそちらへ移り、廃墟みたいになってしまった駅でお馴染みの京成旧成田空港駅こと東成田駅
かねてから行きたいと思っており、ついに行ってきました。
※2019年12月訪問
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まず最初に空港第2ビル駅へやってきました。
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なおここまで乗ってきた車両は偶然にも3000形のトップナンバーでした。
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さすがは成田空港へのメインルートだけあって華やかです。

さて、「なんでタイトルが東成田駅なのに空港第2ビル駅に来たんだ!タイトル詐欺か!」という話ですが、上のコンコースに出れば理由が分かります。
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実は空港第2ビル駅東成田駅の間には連絡通路があるのです。
これによって旧成田空港駅である東成田駅は”一応”空港アクセス駅として機能している訳ですね。
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看板
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東成田駅を起点とする芝山鉄道の案内も貼られていました。
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通路
とにかく長~いです。
芝山鉄道の案内にも書いてある通り500mあります。
成田空港という土地柄、防犯カメラが非常に多かったです。
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途中で一回曲がります。
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空港第2ビル駅から遠くなると広告も無くなります。
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いよいよ終わりが見えてきました。
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東成田駅に到着です。
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出口
さすがは元空港駅。エスカレーターは2基あり階段もとても広いです。
成田空港駅時代は、ここから外へ出てターミナルビル行のバスへ乗り換えでした。
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エスカレーター
これだけ見ると使われていそうですが、訪問時は動いていませんでした。
立ち入りを規制する物もないので、動かせる状態にはあるのでしょうか。
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なおもう1基は封鎖されています。
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広告の跡も残ります。
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登ってきました。
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動いていないエスカレーターというものは何とも悲しいですね。。。
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駅舎
バスや車を横付けする用の屋根が残ります。
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支柱を撤去した後があることから、昔はもっと長かったと思われます。
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タイミング良くバスもやってきました。
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やはり成田空港という土地柄、駅の周りは有刺鉄線で囲われていました。

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なお東成田駅にはもう1ヵ所出口があります。
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出口
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こちらの出口はゲートを通って行く必要があります。
かつてはここで検問を行っていたそうですが、現在はありません。
こちらの出口は貨物地区に近く、空港で働く人向けな感じがします。
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こちらも有刺鉄線で囲われています。
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タイミング良く、前を鉄道コンテナを積んだトラックが通りました。
19G-8032と19G-17326が積まれていました。

再び駅内部へ戻ります。
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コンコース
空港駅時代はさぞ賑わったことでしょうが、今となっては来る人も少なく寂しい空間が広がっています。
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曲水の宴
駅舎から降りてくると真正面にこれがあります。
国際空港の玄関口ということを意識したのでしょうが、今ではこちらを目にする人は稀です。
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壁には歴代空港アクセス列車のポスターが貼られていました。

なお現在の東成田駅のコンコースは、成田空港駅時代と比べて縮小されています。
壁の上のフェンスから中を覗いてみると・・・
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成田空港駅時代に使われていた設備や表記がそのまま残っています。
初代スカイライナーのイラストも見えます。
現在は資材置き場となっているようですね~
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成田空港駅時代はかなり改札が広かった模様ですね~
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現在の改札口
成田空港駅時代と比べるとかなり縮小されています。
ですがICカードが導入されていたりと、時代はしっかり進んでいますね。
何気に有人駅だったりします。
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それでは改札を通って中へ入っていきます。
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床や壁は成田空港駅時代そのままです。
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補修工事などはあまりしていないようで、オリジナルの壁の劣化が目立ちました。
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このような駅でもトイレはしっかりあります。
折角なので入りましたが、かなり規模の小さいトイレでした。
成田空港駅時代は広かったのでしょうか。

改札内からも成田空港駅時代のまま残る壁の向こう側を見てみます。
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陳列棚と思わしき物やレストランの跡まで残っています。
ほとんど手を付けていないことが分かりますね。
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壁のこちら側に何かの窓口も残されていました。
特急券でも売っていたのでしょうか。
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ついにホームへ降ります。
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ホーム
とても広々としていて閑散としています。
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駅名標
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成田空港駅時代は2面4線両方使用されていましたが、現在では1面2線のみ使用されています。
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使われなくなったホームの駅名標は「成田空港」のままでした。
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行先
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乗車位置案内や広告、ベンチや水飲み場など、そのまま残っています。
ここまで来るともはや保存。。。?

ここで思ったのですが、東成田駅は地下駅ですよね。そして京成電鉄は宗吾車両基地に何両か保存車を持っています。
その保存車たちを使用していないホームに持ってきた上に、使用していない部分のコンコースに展示物などを置いて、京成の博物館を作るのに最適な場所なのではないでしょうか?
地下なので保存車もあまり痛まない上に、余っているスペースを有効活用出来ますから丁度良いと思うのですが・・・
京成○周年、の時などに作って頂けたりしませんかね~
単なる妄想に過ぎませんが(^_^;)

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ベンチ
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反対側のホームにも同じものがありましたので、成田空港駅時代から同じものが使用されている模様です。
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エスカレーター
こちらも成田空港駅時代からそのままのようで、2基設置されています。
1基は封鎖されているものの、もう1基はセンサー式のエスカレーターになって現在も稼働しています。
折角ですから、エスカレーターが動くだけという誰得動画も撮影してきました。
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注意書き
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使われていない方のエスカレーターの封鎖方法が凄いですね。
ここまで厳重にやらなくてはいけない理由でもあるのでしょうか。
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案内

再びホームへ戻ります。
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成田空港駅時代はここが終点でしたが、東成田駅となった後の2002年に芝山鉄道が開業し、その際ここからトンネルが延ばされました。

しばらくすると列車がやってきました。
またまた動画です。
接近放送など列車が入ってくることを知らせるものは何もありませんでした。
成田空港駅時代は接近放送があったとのことで、なんとも寂しいですね。。。
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時間の都合上、これに乗って撤収しました。
ちなみに接近放送は無いものの発車ベルは鳴りました。
終わり