凹凸プラ陳列館

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弘南鉄道平賀駅の廃車体

(・ω・)/弘南鉄道弘南線平賀駅。その構内に車庫があります。

そこに少し珍しい種類の廃車体、しかも一つだけでなくいくつもありました。
※2019年5月、敷地外より撮影
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ワム20形ワム23
形から見るに、ワフ29500形の荷物室の基にもなった?国鉄ワム90000形の同型車だと思います。
足回りは無く、車体だけのダルマ状態です。
ワム90000形(これはその同型車ですが)を使った倉庫なんて初めて見ました・・・
 
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ワ500形ワ502?
「形式 ワ500」と書いてあるように見えました。
形状から見るにこちらは国鉄ワ22000形辺りの同型車だと思われます。
なお台枠には1970年まで大鰐線を運行していた会社「弘前電鉄」の文字が書かれていました。(!!!)
追記※車番はワ502であるかもしれない、という情報を頂きました。ありがとうございます!
 
これらの貨車は相当長い間ここにあるようで、昔は足回りも残っていたようです。
 
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東急6000系デハ6105
なんと電車の中間車も倉庫になっていました。
確かにステンレス製車体ですから倉庫向きですね。
こちらも貨車と同じく足回りのないダルマ状態です。
窓には金属板が貼られ、中は見えないようになっています。
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車番
茶色い汚れが目立ちますが、これは窓を塞いでる金属板からの雨垂れのようですので車体そのものにダメージは無いはずです。
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別角度より
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反対側より
屋根も後付けされており、雨漏り対策も万全です。
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車庫の裏手に行くと、さらに2両の東急6000系中間車がありました。
 
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デハ6108
こちらも屋根が後付けされています。
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デハ6105とは違い、窓はそのままです。
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銘板類は全て撤去されていました。
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車番
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輸送費を節約したためかどうかは分かりませんが、輸送の際に車体を2分割したようで切れ込みがありました。
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デハ6106
物理的に車番が見えませんが、弘南鉄道に譲渡された東急6000系の中間車はデハ6105、6106、6107、6108の4両のみで、デハ6107が解体済みということを考えるとデハ6106で間違いないと思います。
 
これらの中間車は、大鰐線で現役の東急6000系と同時期に来たようですが弘南鉄道では2両編成で使われるため、中間車が運用入りしたことは無いようです。
 
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ワム20形ワム32?(元秋田中央交通ワム900形ワム902?)
追記※どうやらこちらは秋田中央交通から譲渡されたグループの車両らしく、ワム902という車番が確認されている、という情報を頂きました。
秋田中央交通ワム900形は全部で4両しか無く、弘南に来た際順にワム31~と付けられた様なので車番はワム32であると思われます。
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反対側より
 
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18D-12613コンテナ
言うまでもなくこちらは弘南鉄道ではなくJR貨物で使われていたものです。
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別角度より
 
調べてみると、数十年前は他にも廃車体がいくつかあったみたいです。見てみたかった・・・