※2022年9月撮影
一年ほど前に車窓からざっくり眺めた愛知機関区のワムハチをじっくり見てきました。
ワム80000形ワム380140
ワム280000番台の車両を平成3年頃に輪西で改造して作られた車両です。
稲沢はワム80000が最末期まで拠点にしていたこともあり、今も数両のワム80000が保管しています。
車番
ワム80000形ワム380313
平成4年頃に輪西で改造された車両です。
車番
こちらは表記がはっきりしています。
次回全般検査は平成24年7月になっています。
ワム80000形ワム380366
平成3年に新小岩で改造されて出来たものです。
こちらは次回全般検査は平成25年10月になっています。
コキ5000形コキ5000
昭和34年に汽車製造にてチキ5000として製造された国鉄初のコンテナ専用貨車です。
後にデッキを付けてコキ5500形コキ6417に改造、さらに大型のコンテナに対応するためコキ26417に改造され、引退後に保存される際にコキ5000へ復元されたとのこと。
車番
6000形36984コンテナ
コキ5000が現役だった頃に使用されていた国鉄コンテナです。
用途廃止後は刈谷で倉庫として使われていた物を21世紀になる頃に稲沢で保存したようです。
反対側
少し離れたところにもワム80000があります。
ワム80000形ワム287419
ここには280000番台もあります。
昭和54年頃に三菱重工で製造されたものと思われます。
車番
JR貨物東海支社の略号「海」と「愛知機関区常備」
ワム280000番台は全車に常備駅を書くプレートが付いていますが、それが実際に使用されているのはあまり見かけません。
ワム80000形ワム286290
もう1両280000番台があります。
こちらは昭和54年に日車で製造されたものと思われます。
車番
ちなみにここにあるワム280000は少し不思議な点があり・・・
足回り
なんと走行装置がコロ軸受に改造されています。
他のコロ軸受に改造されたワム280000はワム380000番台に改番されていますが、これら2両はコロ軸受に改造されたの時期が他と違うのか280000番台そのままになっています。
ワム80000形ワム380203
平成3年に新小岩で改造された車両です。
車番
ワム80000形ワム380491
平成4年に小倉で改造されたものです。
車番と検査表記
次回全般検査は平成25年4月になっています。
ここまでワム380000が沢山出てくる記事は6年前の伏木以来か・・・?
ヨ8000形も沢山留置されていました。
こちらは大半が甲種輸送などで現役のものです。
ヨ8000形ヨ8642
ヨ8000形ヨ8632
ヨ8000形ヨ8404
ヨ8000形ヨ8625
トイレ窓が埋められています。
車番と検査表記
現役なので当然ですが、令和になってからも検査を受けています。
ヨ8000形ヨ8925
車番と検査表記
こちらは検査から日が浅く塗装も綺麗です。
ヨ8000形ヨ8891
車番と検査表記
次回全般検査が撮影日より前の平成34年(2022年)5月となっていましたが、10月に甲種輸送で使われたようなので休車などで延ばされているのでしょうか。
ヨ8000形ヨ8630
車番と検査表記
次回全般検査は平成29年4月となっており、最近使われていないようです。
ワム80000とヨ8000
留置されていた機関車
DF200形205号機
EF64形1027号機を入換していました。
↑これらの保存車の場所目安