(・ω・)/横瀬の保存車の記事の続きです。
101系クハ1224
旧101系で最後まで走っていた編成の西武秩父側先頭車です。
ここへ保存する前に方向転換をしたため、現役時と向きが異なっています。
旧101系は他にもクハ1150が東村山で保存されていますね。
説明板
幕
銘板
こちらも所澤車輌工場製です。
ちなみにこの車両、かつてこれらの保存車が収納されていた機関庫が2014年の大雪で屋根が落ちた際に直撃を受けたそうでクーラーが凹んでしまっています・・・
車体が歪んだりしなかったのが幸いです。
反対側より
スム201形スム201
1960年製、袋詰めにしたセメントを輸送するための有蓋貨車です。
トップナンバーが保存されています。
走り装置
二段リンク式になっています。
車番
最近に補修がされたようで塗装もツヤツヤです。
反対側より
ワフ101形ワフ105
1969年製、有蓋貨車に車掌室が付いた有蓋緩急車、いわゆる車掌車です。
車掌車として新製された訳ではなく有蓋貨車からの改造だそうです。
前面拡大
尾灯の形が独特です。
デッキ
国鉄の車掌車のほとんどは木張りですが、こちらは金属製になっていました。
車番
走り装置
こちらも二段リンクです。
反対側より
E31形E31号機
今の所西武では一番新しい電気機関車で、2010年まで車籍がありました。
E31形は全部で4両あり、これを除く3両は譲渡されて今でも現役です。
説明板
台車
苔生しているのが気になりますね。
銘板
車番
反対側より
引退時の装飾がそのまま残っていました。
3000系クハ3011
2019年地点で一番新しい横瀬の保存車です。
2014年12月に引退した「銀河鉄道999」のラッピング編成を3両に短縮した上で保存されています。
ちなみに、このクハ3011の車内に松本零士先生がサインを書かれたそうなのですが今でも残っているのでしょうか?
前面拡大
排障器にまでラッピングされている点が凄いですね。
3000系モハ3212
3000系クハ3012
こちらはメーテルが描かれています。
こちらもまた排障器までラッピングされていますね。
幕
4000系「旅するレストラン 52席の至福」と絡めて
これらの他にユネスコ村から移動してきた4号蒸気機関車も保存されていますが、今回のイベントではシートを掛けられ展示車両から外されていました。
決して存在を忘れていて写真を撮り忘れたわけではありません(((
劣化がひどいとのことなので修復して頂けると良いのですがね・・・
↑これらの保存車の場所はこちら
横瀬駅から徒歩5分ほどです。
普段はシートが被せられて保管されているため見ることが出来ませんが、基本年1回ある公開イベントで見ることが出来ます。
保存車以外の展示物も見ていきます。
9000系モハ9308
「L-train」となった9000系最終編成の3号車です。
プラレール化もされた編成です。
2019年10月に横瀬へ回送され、床下機器の多くが外されていることから近々解体されてしまう模様です・・・
サハ9408、モハ9508、モハ9608と繋がれていました。
車番
車内
後の3両と共に休憩室として開放されていました。
9000系サハ9408
車番
車内
モハ9508
車番
車内
9000系モハ9608
(ちなみに右のシートがかかっている物体が4号蒸気機関車です。)
車番
車内
座席
路線図が残されていました。
9000系サハ9708
モハ9808と繋がれた上で保存車たちと同じ場所で展示されていました。
幌を取り外した痕に「L-train」となる前の黄色が見えますね。
車番
反対側より
9000系モハ9808
銘板が取り外された痕
取り外された銘板は部品販売で売られたそうです。
この編成は所沢工場の最終製造車ですから、結構貴重な物になりますね。
車番
なぜか片側は番号のみ外されていました。
台車
反対側より
ちなみにこのイベントで展示されていなかった9108編成のうち残りの4両、クハ9108、モハ9208、モハ9908、クハ9008は武蔵丘車両検修場に入場しているとのことです。
どこかに転用されるのでしょうか・・・
山手跨線橋
西武池袋線が山手線を跨ぐ所にかかっていた橋です。
車両だけでなく構造物まで保存しているとは、もはや横瀬は博物館ですね・・・!
レールが剥がされた跡
プラレールのパネル
今年は西武秩父線開業50周年かつプラレール60周年の年だったので、それを記念したコラボです。
しっかり5000系レッドアローのプラレールも書かれていますが、実物はそう簡単に手に入る物ではありませんな・・・
終わり