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広瀬川原の保管車両・その2(わくわく鉄道フェスタ2023)

その1はこちら

※2023年5月撮影

続きです。

 

5000系クハ5204

元都営6000形6268号です。

秩父では5000系5004編成の三峰口方先頭車となりましたが、踏切事故で反対側先頭車のデハ5004が大破したことで廃車になっています。

車番

 

5000系デハ5104

元都営6266号です。

5004編成の中間車でしたが、踏切事故の影響でクハ5204と共に運用を離脱しています。

ちなみに羽生方先頭車のデハ5004は既に解体されています。

車番

 

都営6000形6148号

6000形6141編成の西高島平方先頭車だった車両です。

こちらは当初から部品取りとして譲渡されてきたものです。

 

都営6000形6141号

6141編成の三田方先頭車だったものです。

こちらも部品取りとして譲渡された車両です。

都営マーク

ライトが片方供出されています。

 

デキ100形デキ108

昭和26年日立製、岩手にあった松尾鉱業鉄道ED502として製造された機関車です。

昭和47年に路線が廃止になったことで秩父に譲渡されてきました。

令和2年をもって運用を離脱しています。

銘板

 

デキ100形デキ107

昭和26年製、元松尾鉱業鉄道ED501です。

デキ108と共に秩父へ譲渡され、平成27年に引退しています。

 

貨車もまだまだあります。

 

テキ100形テキ123

昭和34年日車製、袋詰めセメント輸送用の鉄製有蓋車です。

「123」という車番が面白いですね。

 

スム4000形スム4037

昭和38年日車製、袋詰めセメントやその他の貨物輸送用の有蓋車です。

 

スム4000形スム4045

昭和47年12月に最後の全般検査が行われたと書いてありました。

スム4000形はワフ50形への改造などで欠番が生じたからか番号を整理した車両があるようで、この車両もスム4031という数字が上書きされています。

 

スム4000形スム4046

こちらも改番がされたらしく、スム4029?らしき数字が上書きされていました。

 

テキ100形テキ106

昭和56年7月に最後の全般検査が行われたようです。

 

ワキ800形ワキ810

昭和43年製、国鉄ワキ5000形の同型車です。

最終の全般検査は昭和57年1月とのこと。

ワキ800形まであるとは、広瀬川原は歴代の秩父の主要な貨車が大方揃ってますね・・・

車番

 

協三15t機

車両基地構内の入換で使用されている機関車です。

昭和51年製で、秩父に来る前は南延岡の旭化成専用線で使われていたものとのこと。

イベントでは乗車体験に使用されていました。

 

ワキ800形ワキ823

車番

検査表記

最後の全般検査は昭和56年12月とのこと。

台車

 

ワキ800形ワキ839

車番

検査表記

昭和56年12月の全般検査が最後とのこと。

反対側

 

奥の方にもまだスム4000形が3両ありました。

スム4000形スム4025

車番

 

スム4031?と車番不明

手前の車両は「3」の数字と縦に細長い数字らしきものが見えたので「4031」と書いてます。

奥は全く見えず・・・

 

ワキ800形ワキ829

車庫の東端、イベントでは公開されなかった区域にあっため外からの撮影です。

 

仮台車

 

7500系クハ7704

元東急8090系クハ8094です。

イベントでは運転台記念撮影で使われていました。

 

SL、電気機関車展示

電気機関車展示

デキ500形デキ501、デキ200形デキ201、デキ100形デキ105が展示されました。

 

C58形363号機

パレオエクスプレスの牽引機です。

昭和19年川崎製、東北地方で走り昭和47年に引退、その後吹上で保存され、昭和62年に動態復活しました。

動輪

銘板

反対側

 

12系スハフ12-102+オハ12-112+オハ12-111+スハフ12-101

パレオエクスプレスで使用されているものです。

譲渡前の番号はスハフ12 152+オハ12 32+オハ12 34+スハフ12 149とのこと。

車内

休憩車両となっていました。

 

5000系5003編成

元都営6000形6251号+6256号+6258号です。

 

庫内にも珍しい車両が見えました。

D15形D15号機

昭和44年日車製、当初は横瀬にあった三菱セメントの専用線で使われていた機関車です。

平成8年にその専用線が廃止になったことで秩父鉄道へ移り、入換機として使われています。

同型にD16号機も存在し、そちらは横瀬に保存されています。

銘板

 

スム4000形スム4047

救援車となっています。

こちらは現在も使用されているようで、スム4000形の中では最後の現役車かもしれません。

車番

製造銘板

 

東急8500系デハ8830

7000系の部品取りとして譲渡された中間車です。

このほかデハ8745もあるらしいですが、今回は見えず・・・

 

デキ300形デキ301

 

最後に、広瀬川原にある引退した貨車を分かった範囲でまとめてみます。

○スム4000形・・・全9両

  • スム4021
  • スム4025
  • スム4031?
  • スム4037
  • スム4044
  • スム4045
  • スム4046
  • スム4047
  • 車番不明

 

○ワキ800形・・・全4両

  • ワキ810
  • ワキ823
  • ワキ829
  • ワキ839

 

○テキ100形・・・全3両

  • テキ106
  • テキ109
  • テキ123

 

○トキ500形・・・全2両

  • トキ506
  • トキ512

凄い数ですね・・・

もしかしたら見えない所に留置されていたなどで把握出来ていないものがあるかもしれません。

 

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