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広瀬川原の保管車両・その1(わくわく鉄道フェスタ2023)

※2023年5月撮影

秩父鉄道のイベント「わくわく鉄道フェスタ2023」に行ってきました。

今回の会場となった広瀬川車両基地には多数の保管車両があります。

 

トキ500形トキ512

昭和43年日立製、国鉄トキ25000形の同型車で石灰石輸送に使われていた無蓋車です。

貨物輸送ではもう使われていませんが、災害時の輸送用に車籍が残っています。

製造銘板

車番

検査標記

最終の全般検査は令和3年12月と、本線も走ることが可能な状態です。

台車

 

トキ506

こちらも同じく災害時輸送に備えて車籍が残っています。

三峰口のトキ502亡き今、トキ500で残るのはこの2両のみでしょうか・・・

車番

 

デキ100形デキ104

昭和31年日立製の電気機関車です。

平成25年に故障し、そのまま平成27年に廃車となっています。

イベントでは打音検査体験に使われていました。

台車

銘板

反対側

 

保線車両

TMC100F

昭和42年富士重工製、役目はもう終えているようです。

銘板

 

テキ100形テキ109

昭和34年日車製、袋詰めセメント輸送用の貨車です。

昭和59年までに廃車となってからそのまま保管されているように思えます。

車番

台車

検査標記

昭和55年8月が最後の全般検査になっています。

反対側

 

スム4000形スム4044

昭和38年日車製、袋詰めセメントや一般の貨物を輸送していた有蓋貨車です。

スム4000形は多くが昭和59年で廃車となっていますが、このスム4044は救援車として生き残りました。

車番

走行装置

救援車

こうは書いてあるものの・・・

検査表記

平成8年4月が最後の全般検査となっており、救援車としての役目は終えているように思えます。

車番

製造銘板

反対側

 

ヲキ100形ヲキ242+ヲキフ100形ヲキフ123+他2両

こちらは現役の石灰石バラ積み貨車です。

一部車番を記録し損ねました・・・

 

九七式軽貨車

旧陸軍鉄道連隊の軌間可変貨車で、軌間1000mmから1524mmに対応できるとのこと。

こんな凄いものがちゃっかり置かれているのがまた・・・

 

スム4000形スム4021

車庫内には車体のみのダルマもありました。

車番

秩父

車番

反対側

 

デキ100形デキ101

昭和26年日立製、当初は秩父セメント有機だったものです。

平成18年に廃車となり、以後広瀬川原で留置されています。

プレート

 

12系オハ12 363

昭和53年新潟鉄工製です。

パレオエクスプレスに使用されている12系の部品取りとして秩父に譲渡されてきたとのこと。

台車

車番

パレオエクスプレス牽引機と同じ363番なのが面白いです。

別角度

 

保管車はまだまだありますが、長くなるので一旦区切ります。

 

その2へ続く

 

 

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