(・ω・)/2ヶ月越しの続きです~
今回はD51形51号機(1月に解体済み・・・)の後ろにある「19世紀ホール」の保存車です。
※2019年12月撮影
4両の蒸気機関車が完全屋内という最高の環境下に保存されています。
C58形48号機
末期は釧路に配置されていた機関車で、引退後はC57やC12の保存で有名な共永興業で保管されていたものだそうです。
説明板
日本語に加え中国語、英語も書いてある辺りさすがは世界的観光地です。
スノープロウ
「つばめ」のヘッドマークを着けています。
銘板
タブレットキャッチャーも付いています。
動輪
反対側より
引きが無くこの角度が限界でした。
D51形603号機カットボディ
国鉄の蒸気機関車運用最終日まで残っていた機関車のうち1両です。
本来であれば上野の国立科学博物館に保存が予定されていたそうですが、追分機関区の火災で被災し代わりに231号機が保存された、という経歴を持つ機関車です。
被災してもなおカットボディで残されたのは不幸中の幸いでしたね。
ちなみにここへ来る前はC58形48号機と同じく共永興業で保管されていたそうです。
説明板
動輪
本来4輪のところ2輪を残して切断されています。
反対側より
ボイラーの断面がよく分かりますね。
若鷹号
末期は鷹取工場で研修用で使われていた機関車です。
元を辿ると今の鳴門線と高徳線の一部、鍛冶屋原線(廃止)などを作った阿波鉄道4形7号機として製造された機関車になります。
説明板
プレート
見習機関車
機関室
入ることは出来ませんが、低い位置にあるのでよく見えます。
反対側より
C56形98号機
末期は浜田に居た機関車で、引退後はC58 48やD51 603と同じく保管されていたものだそうです。
C56形は多くが泰緬鉄道に供出されましたが、それは1~90号機の事でこちらはギリギリで免れた車両になりますね。
説明板
銘板
動輪
人車レプリカ
嵯峨野「トロッコ」なのであるのでしょうか。
説明板
↑19世紀ホールの場所はこちら
山陰本線嵯峨嵐山駅のすぐ横、トロッコ嵯峨駅に隣接しています。
トロッコ列車の運転日に開いているそうです。