※2021年2月19日撮影
ふと思い立って尾久車両センターに保管されている24系客車を見に来たところ、なにやら入れ替え作業が行われていました。
オロネ25 7
寝台特急「出雲」などで使われていたというA寝台車です。
「出雲」廃止後およそ15年の間残っていましたが、なんと作者が撮影した数日後の2月25日頃に解体された模様です。
つまり訪問時の入換は解体場所への移動だったという可能性が高く、この記事はオロネ25 7の姿を捉えた最後の記録になるかもしれません。撮影時は知る由もありませんでしたが・・・
車番
DE10形1715号機との連結
この後、車両基地の上野側へ推進運転で入換されていきました。
なお解体された場所も車両基地内の上野側の模様です・・・
オシ24 701
寝台特急「あさかぜ」や「出雲」などで使用されていたという食堂車です。
オシ24の現存車はこれが唯一であると思います。
こちらも入換されていましたが、後に再び他の24系客車たちが居る場所へ戻りました。
車両基地内の王子側に留置されている24系客車も見ていきます。
ここにある24系は全て車籍を有するそうです。
なおこの写真の時点でオシ24 701は戻ってきています。
オハネフ25 14
末期は「北斗星」で使われていたB寝台緩急車です。
こちらは他所でも同型車が多く現存していますね。(ここやここなど)
同車の現役時の写真がありました。ブレブレ・・・
オロハネ25 501
こちらも「北斗星」で使われていたA寝台とB寝台の合造車です。
オロハネ24形はいくつか他所で保存されていますが、オロハネ25形はこれが現存唯一ではないでしょうか。
こちらも現役時の写真がありました。
スシ24 506
「北斗星」で使われていた食堂車で、489系サシ489-83からの改造車です。
こちらも504号が川口に、505号が筑西に保存されているなど比較的保存に恵まれた車両ですね。
こちらも現役時の写真がありました。
現役時のころと比べますとどれも色褪せましたね・・・
5年でこうもなるのですね。
再びのオシ24 701
しっかり他の24系客車が居る位置へ戻っていました。
なんとも不穏な空気になっていますが、最悪の結果にならないよう祈るばかりです。
せっかくですので他の車両も見ていきます。
E26系客車
反対側より
キヤE195系1000番台2編成
定尺レール輸送用の気動車です。
やはり東海感が凄いですね。
キヤE195系LT-2編成
ロングレール輸送用の気動車です。
偶然にもこの編成の甲種輸送に遭遇していました。
ヨ8000がヨ8642、ヨ8450、ヨ8404の3両も繋がっていたことに感動です。(そっち)
ホキ800形ホキ1814+ホキ1877
昭和49年川崎重工製の車両が2両留置されていました。
こちらも近々置き換えが予定されているそうです。
E257系2000番台並び
左がNA-06編成、右がNA-03編成です。
未だにこの顔は「あずさ」or「かいじ」のイメージが強いです。
およそ10日後に列車内から撮影した24系客車です。
オロネ25 7が無くなった他、オロハネ25 501も姿を消しているのが分かります・・・
この日は元24系カニ24 510であるカヤ27 501も見ることが出来ました。
尾久の24系オロネ25 7が解体されたそうで・・・
— プラ民 ~凹凸陳列館~ (@Hamaru_pura) 2021年2月26日
実は数日前尾久に行きまして、偶然オロネ25-7が入換しているのを目撃しました。
おそらく解体場所への移動であったと思われます。
これがオロネ25 7の姿を捉えた最後の写真となるのでしょうか・・・ pic.twitter.com/QtIj5MOamm
↑作者のTwitterです。
終わり