貨車の廃車体の中でも特に希少な車両を見てきました。
※2022年8月撮影
ポム1形ポム20
昭和34年長野工場製、陶器を運んでいた貨車です。
ワム23000形、あるいはそれを二段リンクにしたワム90000形と同じ車体を持ちます。
ポムの「ポ」は陶器を表す「ポッテリー(pottery)」から取られた物です。
ポム1形は現存が2両しか確認されていない上、ワム90000形(ワム23000形)や同型の車体を持つ廃車体もほとんど存在しないため、とても貴重な廃貨車です。
別角度より
標識掛けは二つあります。
扉
足回り無しのダルマです。
現役時は二段リンク式だったようです。
標記
刈谷駅常備?
名古屋鉄道管理局の標記
車番
検査標記
台枠に書かれた車番
製造銘板
銘板
反対側より
現存するもう1両のポム1形であるポム21も場所は把握してあるので、そのうち見に行きたいところです。