※2021年8月撮影
8月21日にオープンしたばかりの“新”保存車スポットに早速行って参りました。
<目次>
・ED29 1 ・ED403 ・ED402 ・ED501 ・ワム380128 ・ワム380411 ・モハ7002
展示車両説明板
ED29形1号機
ここにある車両の中では最古参です。
現在の飯田線の一部を作った豊川鉄道が昭和2年に製造し、国有化された後に岳南へ譲渡されてきました。
別角度より
製造銘板
足回り
車番
社紋
反対側より
ED40形ED403号機
松本電鉄が昭和40年に製造し、岳南に譲渡されてきた機関車です。
機関車ひろば整備にあたり、岳南電車沿線にあった「日本大昭和板紙」(現:日本製紙)のカラーに塗り替えられています。
別角度より
台車
架線を無電圧化することでこのような展示が出来るようになっているそうです。
反対側より
製造銘板などは見当たりませんでした。
ED40形ED402号機
こちらも松本電鉄が昭和40年に製造し、岳南に譲渡されてきた機関車です。
ちなみにこのED40形に「ED401」は存在せず、これがトップナンバーとなります。
製造銘板
車番
社紋
反対側より
ED50形ED501号機
今の上田電鉄が昭和3年に製造し、名鉄を経て岳南に譲渡されてきた機関車です。
台車
銘板
反対側より
広場内には、紙製品輸送で使われていたワム80000形も置かれています。
ワム80000形ワム380128
ワム280000番台をコロ軸受に改造した物です。
ワム80000形の中でも最末期まで運用されていた車両の中の1両になります。
当ブログで380000番台を扱うのは伏木ヤード以来です。
車番
銘板
製造銘板は380000番台に改造される前の280000番台として製造された年になります。
走り装置
足回り
検査標記
反対側より
ワムの連結部から列車を望む
ワム80000形ワム380411
こちらも同じく紙製品輸送で使われていた貨車です。
銘板
車番
検査標記
転動防止注意
コロ軸受に改造されて転がりやすくなったために書かれているそうです。
足回り
反対側より
広場の横には廃車となった車両も留置されています。
7000形モハ7002
京王井の頭線3000形の中間車、デハ3101を先頭車化改造して出来た車両です。
2018年7月を以て廃車となっており、連結器も取り外されています。
台車
傍らに置かれていた台車
いずれもかなり古そうです。
↑がくてつ機関車ひろばの場所はこちら
岳南富士岡駅の真横です。
<参考リンク>
「がくてつ機関車ひろば」完成記念イベント開催 | 岳南電車株式会社
終わり