(・ω・)/凹凸陳列館がついに熊本県進出~
※2022年12月撮影
北熊本車庫
引退車輌もいくつか留置されています。
5000形5101A
東急5000系デハ5031を両運転台に改造し、昭和60年に熊本へ譲渡されてきた電車です。
後年ATS機器を設置したため、車番に「A」が付いています。
2016年2月を以て引退し、以降は車庫内で動態保存されているそうです。
東急5000系こと「青ガエル」は多数が地方私鉄に譲渡されましたが、5101Aはその中でも最後まで現役だった車両となりました。
台車
反対側
熊電譲渡時に運転台が追加された側です。
モハ71形モハ71
国鉄モハ90形90005を昭和29年に熊電が譲受したものです。
元を辿ると現在の可部線を作った広島電気のモハ4で、昭和3年日車製とのこと。
昭和56年に引退し、以降はこちらも保存されているそうです。
藤崎宮前行のプレートを掲げていました。
台車
反対側
こちら側は今は亡き菊池行を掲げていました。
ナ1形ナ1
無蓋車を改造した長物車で、レールなどの輸送で使用されていたそうです。
元の車両の出自がよく分かりませんが、大正12年に熊電の前身である菊池軌道が新製したものの1両でしょうか?
検査標記
検査は切れているようです。
車番
台車
かなり古いスポーク車輪を履いています。
ナ1形ナ2
ナ1とセットで使っていたようです。
こちらも無蓋車から改造されたそうです。
熊電は現役車両も中古車が多いため保存車両に通ずるものがありますが、それはまた別の記事で載せます。
↑これらの保存車の場所はこちら
駅ホームや周囲の道路から眺めることが出来ます。