凹凸プラ陳列館

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碓氷峠鉄道文化むらの展示車両・その2

8年ぶりに見る碓氷峠の保存車両・その1

この続きです。

※2023年9月撮影

屋外展示場の車両を眺めていきます。

 

DD51形1号機

昭和37年3月日立製、DD51形のトップナンバーです。

試作機ということもあり、他のDD51形とは外観がかなり異なっています。

東北地方で使用され昭和61年に秋田で廃車となり、高崎第二機関区での保管を経て碓氷峠に保存されています。

説明板

車番

銘板

反対側

 

キニ58 1

キハ58系列の荷物車です。

昭和38年帝国車輌製の中間車キロ58 7を昭和53年に幡生で改造して制作されています。

水戸に所属し、常磐線方面で走っていたそうです。

説明板

銘板

一番下がキロ58として製造された時の物、一番上がキニ58に改造された時のものです。

反対側

 

キハ35 901

昭和38年東急製、塩害対策としてステンレス車体で試作されたキハ35です。

房総で走った後、ご当地の高崎運転所へ移ってきています。

説明板

前照灯と方向幕

反対側

 

ソ300形ソ300

昭和41年日立製、橋桁を架けるためのクレーンを持つ操重車です。

クレーンを動かすもののほかに作業時に自走するためのエンジンも積んでいますが、分類上は貨車です。

全部で2両製造され、もう1両のソ301も最近まで大宮に残っていましたが解体されてしまいました。

説明板

別角度

重さに耐えるべく車輪が沢山付いています。

銘板

車番

検査標記

反対側

クレーンはこちら側にあります。

 

DD53形1号機

昭和40年汽車會社製、除雪用の機関車です。

新潟に新製配置され、後に旭川へ移り、最後は新庄で廃車となっています。

近年まで2号機が動態保存されていましたが、2010年に廃車となって1号機が現存唯一となっています。

説明板

別角度

除雪翼の銘板

ラッセルヘッドの銘板

ラッセルヘッドと機関車の連結部

銘板

反対側

別角度

 

D51形96号機

昭和13年汽車製造製の機関車です。

長野や北海道で走り、昭和50年に滝川で廃車となっています。

廃車後は長瀞でSLホテルとして使われた後、当地へ移っています。

説明板

別角度

D51でも初期の車両であるためナメクジドームになっています。

動輪

銘板

タブレットキャッチャーもあります。

機関室

反対側

 

マイネ40 11

昭和23年日車製の1等寝台車です。

昭和43年に事業用車のオヤ41 2に改造され、昭和60年に廃車となって製造時の姿に復元されています。

説明板

銘板

台車

マイネ40以前の優等寝台車は3軸台車でしたが、これでは2軸台車になっています。

J.G.R.

鉄道省あるいは運輸省を表す「Japanese Government Railways」の頭文字です。

デッキ

反対側

 

スニ30 8

昭和2年日車製の荷物車です。

昭和36年に救援車スエ30 9に改造され、昭和62年の廃車後スニに復元されています。

救援車だった頃は品川に配置されていたとか。

説明板

検査標記

反対側

扉や貫通路が塞がれているなど救援車の面影も残っています。

キハ20 467

昭和37年帝国車輌製の気動車です。

高崎など関東地方で走り、平成2年に廃車となっています。

銘板

別角度

銘板

台車

手動

反対側

 

EF65形520号機

昭和41年東芝製、高速貨物牽引用に作られた機関車です。

東海道山陽で走り、最後は高崎に移って平成14年に廃車となっています。

他の保存車両より遅く2003年に追加された車両で、現役時代に文化むらの他の保存車両を横川まで牽引してきたこともあるそうです。

説明板

別角度

銘板

パンタグラフ

反対側

 

EF60形501号機

昭和38年東洋電機・汽車會社製、客車牽引用の機関車です。

東海道で使われた後に高崎へ移り、昭和61年で廃車となっています。

説明板

別角度

銘板

パンタグラフ

反対側

 

EF59形1号機

昭和7年日立製のEF53形8号機を昭和37年に改造して作られた機関車です。

山陽本線瀬野八で貨物列車の補機として使われ、昭和62年に廃車となっています。

EF53時代に高崎所属だったこともあるそうです。

説明板

警戒色

機関車が単機で回送される際こちらが先頭になり、それを目立たせるために塗られているのだそうです。

パンタグラフ

銘板

EF59に改造された時の物がついています。

反対側

 

EF80形63号機

昭和42年日立製、EF80形のラストナンバーです。

一貫して常磐線で使用され、昭和61年に田端で廃車となっています。

最近まで36号機が大宮にありましたが、解体されたためこれが現存唯一のEF80となっています。

説明板

銘板

反対側

別角度

 

EF63形1号機

昭和37年東芝製、EF63形の初号機です。

量産先行車ということもあり、他のEF63とは所々形状が異なっています。

他のEF63より早い昭和61年に廃車となり、高崎での保管を経てここに保存されています。

説明板

別角度

前照灯が点いていました。

銘板

反対側

ジャンパ栓受けはこちらの後位側にあります。

 

ナハフ11 1

昭和32年日車製、軽量客車10系列の三等座席緩急車です。

昭和61年に廃車となっています。

数多現存している10系客車ですが、ナハフ11はこれが現存唯一です。

説明板

車番

台車

反対側

別角度

 

EF62形1号機

昭和37年川崎製、EF63と協調運転が可能な電気機関車のトップナンバーです。

同時期製造のEF63形1号機と共に碓氷峠が粘着式に切り替わる際の試運転にも使用されています。

これまたEF63形1号機と同じく昭和61年に廃車となり、高崎での保管を経て保存されています。

説明板

銘板

反対側

別角度

 

EF15形165号機

昭和33年日立製の貨物用機関車です。

高崎周辺で使われ、昭和60年に廃車となっています。

説明板

別角度

銘板

反対側

 

オハユニ61 107

大正10年日車製の木造客車を昭和30年に鋼体化して作られた車両です。

60系客車の座席郵便荷物合造車になります。

同系列の客車は数両保存されていますが、オハユニ61はこれが現存唯一です。

説明板

台車

反対側

別角度

 

EF53形2号機

昭和7年汽車會社製の機関車です。

昭和39年に瀬野八補機のEF59形11号機に改造されていますが、保存にあたって外観がEF53形に復元されています。

EF53時代に高崎にも所属していた機関車です。

説明板

別角度

銘板

本来のものが失われていたため、軽井沢のED42のものを複製したのだそうです。

反対側


まだまだ続きます。

続く(作成中)