※2025年10月撮影
小坂鉄道小坂線の終点、小坂駅跡の鉄道テーマパークに行ってきました。
駅舎
明治42年の駅開業時に建てられたものです。
説明板
登録有形文化財になっています。
改札を抜けると真っ先に24系が見えてきます。
24系オハネフ24 12
昭和48年富士重工製のB寝台緩急車です。
晩年は寝台特急「あけぼの」で使用され、平成27年に廃車となっています。
説明板
別角度
車番
車内に入ることが出来ます。
入口
車内
2段寝台になっています。
車内反対側
銘板
耐寒耐雪工事のもの・・・だと思います。
銘板
方向幕
オハネ24 555
昭和48年富士重工製、オハネ24 42として製造されたB寝台車です。
個室化されて現番号となっています。
「あけぼの」で使用され、平成27年に廃車となっています。
車番
反対側
車内は宿泊施設として利用されています。
スロネ24 551
昭和48年富士重工製、オロネ24 1として製造されたA寝台車です。
個室化されて現番号になっています。
こちらも「あけぼの」で使用され、平成27年に廃車となっています。
車番
反対側
こちらも宿泊施設として利用されています。
カニ24 511
昭和55年富士重工製、カニ24 115として製造された電源車です。
北斗星予備で青函対応の改造がされ、現車番となっています。
「あけぼの」で使用され、平成27年に廃車となっています。
24系の保存車は多数あれど、カニ24の保存車はここが唯一となっています。
別角度
車番
反対側
ホキ800形ホキ909
昭和36年浜松工場製のホッパ車です。
昭和62年に小坂へ譲渡されています。
説明板
銘板
標記
国鉄時代のものが復元されています。
別角度
反対側
車庫内も見ることが出来ます。
キ100形キ115
昭和10年浜松工場製のラッセル車です。
元国鉄キ100形キ134で、昭和44年に小坂へ譲渡されています。
緑色のキ100形というのも新鮮ですね。
説明板
銘板
標記
反対側
トラ4000形トラ4002
昭和15年日車製、元国鉄トラ4000形です。
小坂線が狭軌に改軌された昭和37年に譲渡されています。
車番
反対側
トキ15000形トキ15008
昭和42年日車製、国鉄トキ15000形同型の自社発注車です。
説明板
反対側
DD130形DD133
昭和43年汽車會社製、国鉄DD13を基に自社発注された機関車です。
貨物輸送に投入され、平成20年の路線休止まで使用されています。
説明板
別角度
「あけぼの」のヘッドマークを付けていました。
車番
銘板
反対側
DD130形DD131
昭和42年汽車會社製、DD130形のトップナンバーです。
「日本海」ヘッドマークを着けていました。
車番
銘板
運転台も公開されていました。
運転席
基のDD13は入換用のため運転台は横向きですが、こちらは本線用のため前後に設けられています。
反対側
DD130形DD132
昭和42年汽車會社製です。
小坂のDD130形は全3両ですので、ここに全機揃っていることになります。
別角度
車番
銘板
反対側
キハ2100形キハ2101
昭和37年日車製、小坂線の改軌時から旅客輸送に使用された気動車です。
平成6年の小坂線旅客輸送廃止まで使用されています。
廃車後は近くの郷土館での保存を経て、レールパーク開業時に戻されています。
訪問時は補修中で、シート越しの見学となりました。
踏切警報器、腕木式信号機
タンク車パーツ
濃硫酸を運んだタンク車のものということで、タキ29300辺りでしょうか？
パーツ類
エンジン
展示室
機関車銘板
外からしか見えませんが、車庫裏にダルマ貨車もあります。
ワフ7500形ワフ300
大正13年日車製、有蓋車を改造して作られたという緩急車です。
元国鉄ワフ7500形ワフ7522で、一足早く改軌された花岡線向けで昭和28年に入線しています。
木造緩急車のダルマというのもかなりの貴重品ですね。
標記
別角度
ワム3500形ワム200
大正6年日車製、元国鉄ワム3500形ワム5860です。
ワフ300と同様花岡線向けに昭和28年に入線しています。
余談ですが、京都鉄博に同型のワム7055がありますね。
標記
別角度
続けます。
