凹凸プラ陳列館

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丹生川の保存貨車を眺める・その1

※2023年5月撮影

貨物鉄道博物館

1日予定が合わず開館日には来れませんでしたが、保存車両は見ることが出来ました。

 

東武鉄道B4形39号機

明治31年英国製、日本鉄道が発注した機関車です。

国有化を経て東武に譲渡され、昭和41年に廃車となりました。

引退後は豊島区内で保存され、平成14年頃にここへ来たそうです。

説明板

動輪

銘板

反対側

 

名鉄ト1形ト15

大正元年製造、名鉄瀬戸線を作った瀬戸電が発注した貨車です。

末期は揖斐線谷汲線で保線用として使われたとのこと。

説明板

表記

反対側

 

名鉄ト200形ト246

大正6年日車製、名鉄の前身である愛知電気鉄道が発注した貨車です。

製造時は有蓋車で、後から無蓋車に改造されたとのこと。

説明板

表記

足回り

反対側

バッファの跡らしきものもありました。

 

蒲原鉄道ワ11形ワ11

昭和4年新潟鉄工製、新潟の加茂と五泉を結んでいた蒲原鉄道で使われていた貨車です。

同型のワ12も真岡に保存されています。

説明板

足回り

反対側

 

ワ1形ワ5490

明治39年新潟鉄工製、今の信越本線直江津新潟間を作った北越鉄道が発注した貨車で、国有化後にワ1形となっています。

廃車後は近江に譲渡されてワ92となり、2004年にここへ来たとの事。

反対側

 

ワフ21000形ワフ21120

昭和9年汽車製造製、国鉄初の鋼製有蓋緩急車です。

引退後は西濃鉄道に譲渡され、2002年まで車籍があったとのこと・・・!

説明板

別角度

銘板

走行装置を二段リンクに改造した時のものと思われます。

デッキ

これまでに見てきた車掌車よりさらに古いのもあって、初めて見る形です。

尾灯は使用時に都度取り付ける仕様だったようです。

銘板

昭和28年の銘板はストーブなどを設置した更新修繕の際のもののようです。

荷物室扉

反対側

 

シキ160形シキ160

昭和30年日車製、変圧器を運ぶ大物車です。

1両のみ製造された形式とのことです。

銘板

反対側

大物車だけあって車輪も沢山あります。

 

UR4-1コンテナ

昭和62年富士重工製、日本石油輸送所有だった冷蔵コンテナのトップナンバーです。

反対側

 

ホサ1形ホサ1

昭和5年浅野造船所製、石灰石輸送用のホッパ車です。

引退後は福井鉄道に譲渡されてホサ1となり、平成13年まで車籍があったとのこと。

福井に譲渡されるまでは車掌室も付いていたそうです。

台車

銘板

右から浅野造船所と書いてあります。

反対側

こちらのデッキ部に車掌室があったようです。

 

テラ1形テラ146

昭和40年協三製、生石灰など濡れらさない鉄製有蓋車です。

テラ1はごく少数がダルマで残っていますが、完全体なのはこれが唯一だと思います。

名古屋鉄道管理局

車番

反対側

 

加悦鉄道ワブ1形ワブ3

大正15年梅鉢製、加悦鉄道開業時に無蓋車として製造された貨車です。

昭和18年に有蓋緩急車に改造し、今の姿になっています。

引退後は「加悦SL広場」にて保存されていましたが、2020年に施設が閉鎖されたため当地に移設されてきました。

足回り

表記

反対側

作者個人としては3年ぶりの再会でした。

 

続けます。

その2はこちら

 

保存車リスト~近畿編~