(・ω・)/これもまた一種の廃貨車・・・?
※2020年撮影
某すし屋(思いっきり看板写っていますが)の建物に、少し見慣れないタイプの貨車が突き刺さっていました。
有蓋貨車
一見すると国鉄のワムにも見えるこの貨車。しかし比べてみると色々と違います。(参考資料)
実はこれ、米国から遥々と持ってきた有蓋貨車らしいのです。
言われてみれば米国の鉄道展示施設(のストリートビュー^_^;)で似たような貨車を見たことがあります。
足回り無しのダルマで、建物に取り込まれています。
下にはレールも敷かれていますが、足回りは無いのでなんとも・・・
緩急車
こちらも米国から来た物で、米版の車掌車「カブース」という物らしいです。
前のテナントの時まではデッキも残っていた様ですが、今のテナントになった際に撤去されたようです。
別角度より
貨車にしては少し長過ぎる気もしますが・・・
聞くところによると2つの車体を接合しているらしいです。
反対側より
それにしても貨車が取り込まれている建物なんて不思議だ、と思われるかもしれませんが、その理由は前のテナントにありました。
元々この建物は、ダイエーが運営していたレストランチェーン「ビクトリアステーション」だった物で、このレストランは建物やその周辺に海外の貨車(主に米国)をが使われているのが特徴だったようです。
しかし「ビクトリアステーション」は1999年に全面撤退し、この横須賀店だけ元社員によって「ステーショングリル」として2013年まで運営されていたことから、この貨車を使った外観が残ったらしいです。
元「ビクトリアステーション」の貨車を使っていた建物の中で、他にも残る物も一応あるようです。
↑これらの貨車の場所はこちら
京急本線汐入駅より徒歩5分ほど、ショッパーズプラザ横須賀(現:イオンスタイル横須賀店)の前にあります。
終わり