ここの高崎駅には保存車やそれに近しい物が多数留置されています。
※2021年撮影
200形デハ203
2013年に廃車となった後に改造を受け、高崎駅の待合室として使用されています。
片運転台の車両ですが、妻面側がこちらを向いておりホームから顔を見るのは不可能です。
銘板
「絲綢之間」という名前が付いています。
入口
車内
手前は現役時代そのままのロングシート、奥は211系グリーン車の廃車発生品と思われるクロスシートに改造されています。
生憎訪問時は感染症対策でこれ以上入ることは出来ませんでした。
車番プレート
↑この保存車の場所はこちら
隣接する車庫に留置されていた車両も見ていきます。
デキ1形デキ1号機
1924年ドイツ製の機関車で、現在も車籍があるそうです。
ED31形6号機
デキ1の奥にある茶色い方です。
元は国鉄の電気機関車で、1957年に上信電鉄にやってきました。
ED31形は全部で6両製造されており、これ以外の5両は近江鉄道に譲渡されました。
今は箱型電気機関車となっていますが・・・
元はこういった凸型だったのだそうです。(↑近江鉄道に行った同型のED31形3号機)
ここまで見た目が変わったのも凄いですね。
テム1形テム6
上信電鉄の貨物輸送は1994年に廃止となりましたが、この車両はイベント用に今も車籍が残っているそうです。
表記
デキ1形デキ3号機
テム6の奥に少し見えている物がそれです。
デキ1と同じく1924年ドイツ製で、こちらも車籍を有します。
テム1形テム1
こちらも車籍があるそうですが、長らく動いてなさそうな雰囲気です。
足回り
107系R8編成
上信電鉄には107系が全6編成譲渡されましたが、今の所このR8編成のみ使用されずに留置されたままとなっています。
部品取りなのか、これから使うのか・・・
ホキ800形ホキ801
元JRホキ800形ホキ1783です。
こちらは現役の車両です。
150形第2編成
元西武800形モハ802+モハ801です。
2019年9月に引退したそうです。
その他留置されていた車両たち
左側から1000形、250形、500形第2編成、デハ204、500形第1編成です。
車庫の裏手にあったもの
恐らく廃品のドアを利用しているものと思われます。
ついでにJRの方に留置されていた12系客車と旧型客車
SL列車などで使われています。
もちろん上信電鉄に乗車もしましたが、そちらの記録はまた後日。
終わり