<目次>
・キハ03 1 ・第1号除雪車モックアップ ・7150号機「大勝号」 ・キ718 ・キ752 ・キ800 ・キ601 ・DD14 323 ・DD15 37 ・い1号 ・7106号機「しづか」 ・蒸気機関車資料館
旧手宮鉄道施設
扇形車庫が残されています。
機関庫についての説明板
キハ03形キハ03 1
同系列で温暖向けや寒冷地仕様など色々ありましたが、現在残る物はこれのみです。
説明板
準鉄道記念物に指定されています。
銘板
足回り
貨車同様に二段リンク式になっています。
サボプレートと車番
サボにある「声問」というのは、1989年廃止の天北線にあった駅です。
車内
例のごとく入ることは出来ませんが、覗くことが出来るようになっていました。
反対側より
北海道で初の鉄道、幌内鉄道が1881年に制作した除雪車を原寸大で復元したそうです。
説明板
反対側より
両サイド除雪できるようになっているのが面白いですね。
7150形7150号機「大勝号」
北海道炭礦鉄道が自社で製造した機関車です。
後述の7100形の予備部品を使って製作されたことからアメリカ風の外観になっています。
説明板
現存する最古の国産蒸気機関車ということで鉄道記念物に指定されています。
プレート
動輪
機関室
反対側より
キ700形キ718
個人的に見慣れない形だと思いますが、これも除雪車です。
翼を左右に広げて広い幅を除雪することが出来る「ジョルダン車」というものだそうです。
説明板
銘板
昭和34年の改造は、元々木造だった乗務員室を鋼体化した際の物の様です。
表記
反対側より
キ700形キ752
先のキ700形にディーゼルエンジンなどを積む近代化工事を施したものです。
民営化後の1993年に廃車となったようです。
説明板
銘板
反対側より
キ800形キ800
除雪の過程で線路の左右に出来た雪壁を切り崩すのに使われる除雪車です。
「マックレー車」というそうです。
説明板
準鉄道記念物に指定されています。
反対側より
キ600形キ601
プラレールやカプセルプラレールなどでもお馴染み?のロータリー除雪車です。
「601」と付くのでトップナンバーかと思いきや、セカンドナンバーだそうです。
羽根
説明板
準鉄道記念物に指定されています。
銘板
如何にもアメリカ製らしい物が付いています。
車番
羽根を回すために蒸気機関を使っている為、機関車のようなボイラーが付いています。
反対側より
屋根が後ろに長くなっているのは、本来ならば後ろに炭水車が付くためです。
蒸気機関車資料館
SL関連の資料を集めた所があります。
D51形238号機の模型
苗穂工場で2番目に製造されたD51だそうです。(1番目は苗穂工場保存の237号機)
実物も薮原駅に保存されているそうです。
刻印
軌道自転車
DD14形323号機
除雪用のディーゼル機関車です。
DD14と言えば2015年頃まで新潟でも使用されていましたが、こちらは1993年には廃車となっていたそうです。
説明板
ロータリーヘッド
銘板
機関車単体
反対側より
DD15形37号機
こちらも除雪用のディーゼル機関車です。
ラッセル装置を前後に付けることで、方向転換の手間を省いています。
説明板
銘板
末期は岩見沢第2機関区所属のようです。
反対側
ラッセル装置が付いた状態で保存されているため、お顔を望むことは困難です。
先ほどのDD14とは縦列に置かれています。
続いて本館にある2両の保存車です。
ここでは数少ない完全屋内保存の車両になります。
い1号
手宮工場はこの小樽市総合博物館がある辺りにありましたので、生誕の地で保存されていることになります。
説明板
鉄道記念物です。
台車
北海道炭礦鉄道のマークと車番
デッキ
車内
反対側
横には開拓使号客車の模型が展示されていました。
7100形7106号機「しづか」
道内初の鉄道、官営幌内鉄道が開業するときにアメリカから輸入した機関車です。
7100形は、これと鉄道博物館の7101号機「弁慶」、京都鉄道博物館の7105号機「義経」の計3両が保存されていますが、道内にあるのはこれのみです。
「しずか」ではなく「しづか」です。
説明板
機関室
動輪
製造銘板
銘板
反対側より
しづか号は転車台のような所に載っています。
本館に展示されていたプレート
静態保存車総勢45両、とても充実した博物館でした。
↑小樽市総合博物館の場所はこちら
小樽駅から徒歩20分、バスは「総合博物館」バス停下車が便利です。
歩いていくと旧国鉄手宮線遊歩道を通ることが出来て、より楽しいかもしれません。
終わり