※2023年7月撮影
鶴ヶ島市役所に2両の軽便機関車が期間限定で展示されています。
関東特殊製鋼065号機
昭和39年酒井製の7tディーゼル機関車です。
辻堂にあった関東特殊製鋼の工場(今はテラスモールがある辺り)の専用線で使われていたもので、廃車後は野辺山SLランドで動態保存されていました。
2018年に野辺山SLランドが閉園したことで関水金属に引き取られ、新工場で動態保存されることとなりそれが出来るまで市役所で展示されています。
説明板
銘板
連結器
足回り
表記
野辺山SLランドではディーゼル機関車3両目ということで「DL3号機」となり、木曽森林鉄道風に「No.143」の数字が入っています。
別角度
台湾糖業363号機
昭和23年ベルギー製の蒸気機関車です。
台湾の製糖工場で使用され、廃車後日本に輸入されてきました。
しばらくして同型の362号機と共に野辺山SLランドで保存されましたが、363号機は静態保存となっています。
こちらも関水金属に引き取られており、新工場完成後はそこで展示されるようです。
連結器
銘板
車番
動輪
市役所と機関車
↑この保存車の場所はこちら
東上線若葉駅から「つるバス」に乗り「鶴ヶ島市役所」バス停下車が便利です。
徒歩だと近隣のどの駅からも30分以上掛かります。
オマケ
野辺山SLランド跡地(2022年9月撮影)
車両はほとんど搬出され、建物は再利用されています。
踏切など設備系は一部残っていました。
売店車両
SLランド営業時代に売店として使われていた車両だそうです。
台湾糖業で使われていた貨車を台車として使っているとの事。