(・ω・)/ここ数か月、神奈川県の保存車が熱い!
2019年9月の箱根登山鉄道モハ107、2020年3月の京急デハ236に引き続き、2020年6月、桜木町に新たな保存車が誕生しました。
※2020年撮影
2020年6月にオープンした桜木町駅駅ビル「CIAL桜木町 ANNEX」1階に保存されています。
110形110号機
日本初の鉄道開業時に輸入された10両の蒸気機関車の内1両です。
1924年頃の廃車後は大宮工場に保存され、1962年に青梅鉄道公園が開設された際にそこへ移設されました。
そして2020年に日本最初の鉄道が通った地である桜木町に駅ビルが出来ることになった際、ついでに展示スペースも作られることになってここへ来ました。
青梅鉄道公園に保存されていた当時の110号機(2010年10月撮影)
説明板
青梅鉄道公園に保存されていた頃から鉄道記念物に指定されていましたが、ここへ移設されるのに伴ってより立派な鉄道記念物の看板も設置されました。
動輪
銘板
青梅鉄道公園に保存される際にされた整備の銘板
大宮工場、青梅鉄道公園に保存されていた頃は機関車の構造が分かるように側面が切開されていましたが、ここへ保存される際に復元されました。
側面が切開されていたころの様子(2010年10月撮影)
機関室
反対側より
上から見た図
後ろには客車も連結されています。
木造客車
こちらはここに保存するために製作されたレプリカです。
日本鉄道創業期の木造客車は現存車がほとんど有りませんので仕方が無いですね。
もしこの展示室を作る計画がもう少し後でしたら加悦の2軸客車が保存されたり・・・ということもあったかもしれませんね。
説明板
走り装置
一段リンク式・・・でしょうかね。
車内
階段が設置されていますので公開する機会もありそうですね。
反対側より
上から見た図
車両の他にも色々と展示がされていました。
鉄道創業期の機関車
現存している機関車は保存場所まで書かれてるのが良いです。
青梅に保存されていた頃も屋根が付けられていたので決して悪い環境ではありませんでしたが、ここに来たことによって屋内かつ空調付きという最高の環境になりましたね~
↑この保存車の場所はこちら
桜木町駅新南口直結です。
終わり