凹凸プラ陳列館

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明治村の鉄道展示物・その2

その1はこちら

続きです~

 

札幌市電10形29号

明治34年製、名鉄の前身である名古屋電鉄1号形として製造された電車です。

大正7年に札幌へ譲渡され、昭和11年に引退したそうです。

札幌市交通資料館が出来てからはそこで保存されていましたが、元名電1号形ということで平成26年から期間限定で展示されています。

説明板

車番

札幌市電時代は「29号」でしたが、保存のため復元される際に名電時代の番号と思われる22号へ改番されたとのこと。

社章

名電とは違うので札幌市電の前身である札幌電気軌道のものでしょうか?

台車

トロリーポール

運転台

車内

反対側

救助網

 

尾西鉄道1号機

明治30年米国製、今の名鉄尾西線を建設した尾西鉄道で走っていた機関車です。

昭和10年に二本木の日本曹達の工場へ移り、明治村が出来てしばらくしてから当地へ保存されたそうです。

説明板

別角度

説明板

動輪

車番

機関室

反対側

 

後ろには鉄橋があります。

郷川鉄橋

明治10年東海道本線多摩川を渡るところに架橋された日本初の複線橋梁です。

説明板

鉄橋上

片方は線路、もう片方は歩道になっています。

尾西鉄道1号機が居る線路と繋がっていました。

 

鉄道寮新橋工場

明治5年築、日本初の鉄道が出来た際に機関車の修理工場として建てられたものです。

大正4年に大井へ移され、昭和43年に明治村で保存されたとのこと。

中には製糸や紡績関連の機械が展示されています。

説明板

明治十五年東京鉄道局鋳造

建物脇に車輪が展示されています。

 

耶馬渓鉄道ハフ26車輪

明治20年頃に九州鉄道の客車として製造されたものの車輪です。

出自が近いハフ25が製造時の姿に復元されて九州鉄道記念館に保存されていたりもします。

説明板

 

留萌鉄道ホハニ201台車

明治35年に日本鉄道いろ61として製造された客車のものです。

現役末期は北海道空知の恵比島駅から昭和炭鉱まで伸びる留萌鉄道で使用されていましたが、昭和44年に路線が休止したことで明治村に譲渡されてきました。

起点であった恵比島駅も数日前に廃止となってしまいました・・・

説明板

 

耶馬渓鉄道ホハ1台車

明治32年日車製、九州鉄道ハ1として製造された客車のものです。

当初は車両そのもの保存する予定だったそうですが、断念されて台車のみ保存されています。

説明板

 

隅田川新大橋

明治45年架橋、昭和49年に撤去された橋の一部です。

説明板

この橋は昭和46年まで錦糸町と築地を結ぶ都電36系統が走る新大橋線が通っており、併用軌道があります。

反対側

 

名電岩倉変電所

明治45年築、岩倉駅にあった変電所の建物です。

建物内はすっきりとしていました。

説明板

 

Google マップ

↑これらの保存車の場所はこちら

犬山駅からバスで行くのが便利です。

 

保存車リスト~愛知編~